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カテゴリ:映画・ドラマ
待ちに待ったこの日がやってきました~~。
カリギュラです!小栗旬です!!きゃ~。 別に自分が舞台に出るわけではないのだけれど、 美容院にも行ったし、ドレスとファーの ジャケット着て、お化粧もばっちし・・。 なんとなく、デートな気分。一人で行くのに・・。 というか、一人で行きたかった舞台。 舞台の内容は・・ ローマ帝国の皇帝カリギュラは、恋人でもあった妹ドリジュラが 死に絶望し、宮殿から姿を消します。 そして3日後、別人のようなカリギュラが現れます。 彼は不可能なものを手に入れるということにとり憑かれ、 残虐非道な行為に暴走します。 無条件にただひたすらカリギュラを愛するセゾニアを演じるのは 若村麻由美さん。カリギュラに父親を殺されても彼を許し、彼を 愛する若き詩人シピオンは勝地涼くん。カリギュラを有害な存在 とし、クーデターを企むケレアを演じるのは長谷川博己さん。 出だしから玉ねぎ丸かじりして、しゃべるたびに玉ねぎをあちこち 口から飛ばす、カリギュラの忠臣エリコンは横田栄司さん。 キャストそれぞれが個性的で、魅力的で、観ている側はどんどんと 舞台に引き込まれていきます。 主演はカリギュラこと小栗旬くん。全裸に近い姿で現れて・・観て いいのかな、いいんだよね?観ちゃおう♪じ~っ。 私の席は前から4列目。めっちゃ、近い!! 唾が飛ぶのも、涙も汗も 見えてしまうのです・・。小栗くんの長い手足、完璧なまでの 腹筋、すご~い♪ 慣れとは恐ろしいもので・・小栗くんの裸にドキドキしたのは最初だけ。 舞台後半、小栗くんのコスプレオンパレード。 長い金髪のカツラに白いドレス・・後ろを向くと背中とお尻が 丸見え。そんな姿でもカッコイイと思ってしまう私はかなり毒されている。 クライマックスはどんどん重たくなってきます。 シピオンはカリギュラのもとから去ってしまいます。 孤独のあまり、自分と葛藤するカリギュラは・・いっちゃってます。 イスで鏡の壁を思いっきり割ってしまうところは・・ビックリ。 (毎回、鏡を取り替えるのね・・) セゾニアの究極の幸せ?は、愛している人の手で殺されること? セゾニアも・・普通じゃない。 忠臣のエニコンはクーデターで貴族達と闘い、死んでしまいます。 ラストは、何人もの貴族に囲まれてグサグサと剣で刺されて 「俺はまだ生きている~!」とカリギュラ。 血糊で顔も衣装も真っ赤。 (毎回、新しい衣装を用意するのね・・) そして、カーテンコール。 お客さん、拍手の嵐。2回目のカーテンコールはみんなスタンディング。 3回目、4回目・・みんな拍手を止めようとも帰ろうともしない。 小栗くんが、最後に最高の笑顔と、投げキッス。 客席から黄色い声がキャ~と。これで満足したのか・・お帰り。 こんなに、緊張感があって、楽しくて、怖くて、悲しい舞台は 初めて観ました。はまりそう・・。 携帯はもちろん、咳をするのも許されないくらいの静けさの中での カリギュラの狂気。頭がガンガンしてきました。 シェークスピアにハードロックというのも、カリギュラならではの マッチング。 小栗くんの演技はド迫力です。演技というより、カリギュラに なっちゃってるんだろうなぁ~。毎回死ぬのもキツイでしょうね。 今後の活躍、とても期待しちゃう。 ますます、小栗ファンとなってしまいました・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月13日 15時23分01秒
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