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カテゴリ:病気を知りたい。
東南アジアでデング熱流行 地球温暖化が影響か
記事:共同通信社 提供:共同通信社 【バンコク22日共同】東南アジア各国で、蚊が媒介する感染症、デング熱が流行している。カンボジアでは今年上半期、昨年同期の倍以上となる約1万5000人の感染が確認され、182人が死亡。感染拡大の背景に、地球温暖化の影響を指摘する声もある。 デング熱は、ウイルスを持つ蚊に刺されることで感染。高熱などの症状が現れ、通常は1週間程度で回復する。まれに出血を伴う重症となり、死亡することもある。 各国政府が確認した今年上半期の感染者数は、タイ、マレーシア、ベトナムでそれぞれ2万人を超え、昨年同期比で20-30%台の増加。実際の感染者数はこれを上回る。ワクチンがないため、当局は蚊の繁殖場所をつくらないよう注意を呼び掛けている。 世界保健機関(WHO)は、温暖化によって蚊の繁殖が活発になり、生息域も広がって感染が拡大した可能性があると指摘。WHO西太平洋地域事務局の尾身茂(おみ・しげる)事務局長は7月初旬の会合で、1978年に384件だったシンガポールのデング熱感染確認が、98年には5258件に増加し、この間に年平均気温が1.5度上昇したことを紹介。「地球温暖化は、健康と生命に深刻な影響をもたらしている」と懸念を示した。 デング熱は3~5年周期で流行を繰り返すとされるが、タイ保健省の担当者は「ここ3、4年は周期が崩れて感染拡大の予測も困難。気候変動が原因になっている疑いが強い」としている。 日本の外務省は、デング熱発生地域へ渡航する際は、長袖シャツ、長ズボンを着用して肌の露出を少なくするなどの感染予防に努めるよう呼び掛けている。 *また怖い病気が流行しているようで夏休みは十分気をつけないと・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.29 20:52:30
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