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カテゴリ:病気を知りたい。
13歳と18歳にワクチン接種 5年で流行ゼロ目指す はしか対策で厚労省
記事:共同通信社 提供:共同通信社 10-20代でのはしか流行を受け、厚生労働省の検討会(座長・加藤達夫(かとう・たつお)国立成育医療センター総長)は1日、はしかへの免疫がないか免疫が低下した若い世代への対策として、来年度から予防接種法に基づくワクチンの追加接種を、13歳と18歳に行うことを決めた。 2012年度まで5年間の時限措置として実施。年間約240万人が対象で、接種費用は基本的には公費負担となる。 同年までに国内の流行をゼロにすることを目標とし、そのために患者を全数把握するなどの対策も併せて決定した。 はしかの予防にはワクチンの2回接種が有効とされ、昨年からは予防接種法に基づき小学校入学までに2回の接種を終えることになった。ところが今年、接種が1回だった10-20代を中心にはしかが流行し、大学や高校で休校が相次いだ。 今回の措置は、中高生にワクチンを集中的に追加接種し免疫力を高めるのが狙い。計画通り進めば5年後には、学校などで集団感染する恐れがある22歳以下は免疫がつくことになる。接種には風疹(ふうしん)との混合ワクチンを使用し、風疹対策も同時に実施する。 検討会はこのほか、これまで全国約3500の定点医療機関からにとどまっていたはしか患者数の報告を、来年からはすべての医療機関に全患者数を報告させるように改めることや、感染症の専門家や都道府県、ワクチンメーカー関係者などで構成する「麻疹(ましん)対策委員会(仮称)」を設置し、実施状況を評価することで合意した。 ▽はしか はしか 正式名称は麻疹(ましん)。原因となる麻疹ウイルスは感染力が強く、くしゃみやせきで広がって、免疫のない人が感染するとほぼ100%発病する。10日前後の潜伏期間の後、発熱やせきなど風邪のような症状を経て全身に発疹(ほっしん)が出る。合併症としては、肺炎や中耳炎のほか、まれに脳炎が起こることがあり、死亡につながる例も。合併症がなければ7-10日で回復する。特効薬はなく、2回のワクチン接種による予防が有効とされる。 *厚生労働省も真面目に仕事をしてもらいたいものです。 こんな事が発生するとは普通では考えられない事で今までいかに職務怠慢をしていたかよくわかります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.03 06:29:33
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