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カテゴリ:病気を知りたい。
若い女性に奥歯退化傾向、上あごで顕著 親知らずなし7割 鶴見大短大
記事:毎日新聞社 提供:毎日新聞社 奥歯:若い女性に退化傾向、上あごで顕著 親知らずなし7割----鶴見大短大 /神奈川 ◇軟らかい食物影響、幼児期によくかむ習慣を----鶴見大短大・歯科衛生科学生が調査 「若い女性の上あご、奥歯が退化」。こんな現象が、鶴見大短大(横浜市鶴見区)の歯科衛生科の学生による調査で明らかになった。指導の後藤仁敏教授(59)は「軟らかい食物の影響で、かむ力が弱くなっている。丈夫な歯にするには、幼児期の食育が大切」と警告する。 05年度の卒業生5人と06年度の卒業生2人の卒論としてまとめられた。対象は20歳前後の級友の女性計83人。歯型を採り、アンケートをした。 歯の数は32本(親知らずがある)から24本(歯列矯正での抜歯など)。05年度は平均27・1本。06年度は同28・7本だった。 調査の結果、一番奥の第三大臼歯(親知らず)の退化傾向が、下あごより上あごで目立った。06年度の場合、上あごの親知らずがない人は77・5%で、その原因は先天欠如か未萌出(20歳前後で生える例が多い)。下あごでは75%だった。 また、咬頭(奥歯表面の凸凹)は通常四つだが、三つとか三角形に退化傾向が分かった。06年度の場合、第二大臼歯(親知らずの一つ前)の退化は75・9%で、下あごより上あごで目立った。 今年度も女学生40人を対象に、調査が進められている。後藤教授は「06年度の卒業生のほうが退化が進んでいる。犬歯など前歯でも、上あごのほうが退化傾向だ。昔はスルメのようによくかむ食物が多かったが、今はハンバーグなど軟らかい食物が主流になり、上あごのかむ力が弱くなっている」と分析。「乳歯から永久歯に生え変わる幼児期に、よくかむ食事習慣をつけることが大切」とアドバイスする。 *歯が退化したら食生活も変わるし、病気も変化してくると思います。 かむと言う行為は脳の発育にも関係しているし、消化器系にも影響してくるから今後もし退化が進んだら日本人はどうなってしまうのか・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.04 07:53:15
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