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カテゴリ:病気を知りたい。
道立子ども総合医療・療育センターが9月1オープン ハイリスク胎児・新生児、ハイリスク妊娠などに対応
【2007年8月27日】 北海道・札幌市手稲区に建設が進められていた北海道立子ども総合医療・療育センター(215床、愛称:コドモックル)が9月1日オープンする。同センターは、「特定機能周産期母子医療センター」として、道内の周産期母子医療センターなどでは治療が困難なハイリスク胎児や新生児なども受け入れる。小児専門病院としては、仙台市以北で唯一の施設となる。 北海道子ども総合医療・療育センターは、道内唯一の小児専門医療機関として高度専門医療を担っていた旧・小児総合保健センター(小樽市)と、肢体不自由児の専門的な療育を担ってきた旧・肢体不自由児総合療育センター(札幌市)の機能を一体的に整備し、胎児、出生から一貫した医療・療育体制の構築を図るために2001年に整備構想が策定された。同センターのオープンは9月1日、外来診療は7日からとなる。 ハイリスク妊娠にも対応 同センターの病床数は、医療部門105床、療育部門110床の、計215床。医療部門には、ICU6床、NICU9床、新生児病床18床、母性病床12床などがある。 診療科は、小児科、小児外科、循環器科、心臓血管外科、脳神経外科、産科、リハビリテーション科など16科で、ハイリスク胎児・新生児、ハイリスク妊娠などに対する「特定機能周産期母子医療センター」と、先天性心疾患に対応したカテーテルインターベンションなどの高度先進医療を提供する「循環器病センター」、新生児期からの障害の軽減に向けた医療と療育が連携したリハビリテーションを提供する「総合発達支援センター」などが新規機能として整備された。 同センターの受診は、紹介予約制を原則とし、全道を対象に高度で専門的な総合医療を提供する。 付き添い家族用ファミリーハウスも検討 道は、道内の総合周産期母子医療センター(2施設)、地域周産期母子医療センター(25施設)などの中核的施設として位置付けており、これらセンターでは治療が困難な患者も受け入れるとしている。緊急搬送に対応する屋上ヘリポートも整備。付き添い家族のためのファミリーハウスの設置も検討されている。 臨床研究を通じた小児疾患の予防や早期発見・早期治療に向けた研究、あるいは高度専門医療のレベル保持や療育技術の向上に向けた研修も行うことにしている。 *広い北海道でこのような施設が1箇所では緊急な時に十分対応する時間がないように思えるのですが! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.28 07:29:12
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