|
カテゴリ:病気を知りたい。
脳で働く「壊し屋」発見 掲載号、表紙に日本の漫画
記事:共同通信社 提供:共同通信社 脳の神経細胞で行われる情報伝達が活発化し過ぎないよう適切にコントロールするタンパク質を自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の瀬藤光利(せとう・みつとし)准教授らのチームが発見、7日付の米医学誌セルに発表した。 「スクラッパー(壊し屋)」と命名されたこのタンパク質の働きを利用すれば、情報伝達に異常が生じる統合失調症やアルツハイマー病などの治療につながる可能性があるという。 また「ジョジョの奇妙な冒険」などで知られる人気漫画家荒木飛呂彦(あらき・ひろひこ)さんが「壊し屋」のイメージをイラストに描き、研究成果が掲載された号の表紙を飾った。 体内には、不要になったタンパク質に目印を付けて分解してしまう仕組みがある。研究チームはコンピューターを使い、人のゲノム(全遺伝情報)のデータから、神経細胞でこの仕組みを担っていると予想される遺伝子を特定。マウスでこの遺伝子を欠損させると、スクラッパーが作られなくなり、脳の情報伝達物質が過剰に放出されることを確認した。 この結果、スクラッパーが情報伝達を担う余分なタンパク質に目印を付け、伝達が行き過ぎないよう制御していると判断した。 *研究が進むといろんなことがわかってくるものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.08 14:38:22
コメント(0) | コメントを書く
[病気を知りたい。] カテゴリの最新記事
|