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自動心臓マッサージ器、救命率アップへ導入 全救急隊に配備 神奈川・横須賀市
記事:毎日新聞社 提供:毎日新聞社 ◇救急車入れぬ高台多い横須賀市 担架で搬送中も継続可能 横須賀市は今年度、全救急隊で自動心臓マッサージ器の運用を開始した。市内には救急車が入れない高台地域が多く、患者を自宅から担架で運ぶ際に救急隊員によるマッサージを中断しなければならなかった。機械でマッサージを継続して救命率アップを図るもので、今年度は配備を拡大する予定だ。【吉田勝】 同市中部から北部にかけての地域は、高台などに民家が密集している。救急車が患者の自宅前まで入り込めないケースが多く、階段や細い坂道を担架で救急車まで運ぶ。エレベーターのないマンションなどでも階段を使って担架で患者を搬送する。昨年度のこのような場所への出動は約1000件で、うち約40件が心肺停止患者だったという。 05年に発表された国際的なガイドラインで「心臓マッサージは絶え間なく行うことが有効」とされている。しかし、担架で運ぶと不安定で、人の手によるマッサージを中断せざるを得ない。このため、自動でマッサージを続けることができる機器を導入することにした。 マッサージ器は米国製で、昨年11月に発売された。患者の体に巻き付けてコンピューターで体格などを検知し、胸骨全体を圧迫してマッサージする。一つ約300万円で、昨年度は全11救急隊に配備。訓練を経て4月7日から使用を開始した。さらに今年度中に8消防隊と4特別救助隊にも配備する。 これまでにマッサージ器を使用したのは21件(19日現在)。このうち6件はその場で命をとりとめたといい、市消防局は「絶え間ないマッサージを実現することで、一人でも多くの市民が助かってくれれば」と期待している。 *色んな機器が開発されてAED(自動体外式除動機)は30万円台で販売されるようになりました。マッサージ機ももっと安くなったら色んな施設に設置されるでしょうね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.22 08:01:18
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