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採血器具使い回し:5県立病院、医療機関100超で--福井県調査
記事:毎日新聞社 提供:毎日新聞社 県は19日、会津総合病院など5県立病院で採血器具(穿刺(せんし)器具)を使い回していたと発表した。期間は病院により異なり、最大約10年間という。県立医大病院や郡山市医療介護病院、いわき市立総合磐城共立病院も同日、同様の不正利用があったと明らかにした。県の一斉調査で、100を超える民間・公立の医療機関などで使い回しが確認されたといい、来週にも病院名などを公表する方針。現在までウイルス感染などの被害は確認されていないという。 5月に島根県益田市の診療所で発覚した器具使い回しを受け、県は今月5日から県立病院をはじめ、県内の病院や診療所、介護老人保健施設など約1700施設を調査した。 県立病院では、会津総合病院で95-06年に使い回しがあり、▽喜多方(99-08年)▽南会津(01-08年)▽宮下(03-06年)▽矢吹(05-08年)の各病院でも判明。昨年4月に町に移管された猪苗代病院でも99-07年に不正利用があった。 また県立医大は97年4月-06年3月に付属病院で不正利用があったとし、看護学部の授業で学生が使い回したこともあったという。郡山市医療介護病院は過去2年間にわたり採血器具を使い回していたと発表。いわき市立総合磐城共立病院も97-06年、糖尿病患者655人に使い回した可能性があるとした。 各病院とも、採血器具の針は毎回交換していたが、針周辺を覆う保護キャップなどをアルコール消毒し、何度も使用していた。県立病院のうち喜多方病院で16人、矢吹病院で7人の患者が特定され、今後さらに増える見通しで、県は無料の血液検査を実施していく。また、各保健所に相談窓口を設置した。 06年3月に採血器具の使い回しを禁止する厚生労働省の通知を受け、県は各医療機関に文書を送ったが、会津総合病院を除く4県立病院は、通知後も使い回しが続けられていた。県病院局の尾形幹男局長は「針を替えれば大丈夫だろうという認識の甘さが各病院にあり、周知がなされなかった。院内態勢を再点検したい」と話し、「心当たりのある人は血液検査を受けてほしい」と呼びかけた *血液が付く可能性のあるのもは全て使い捨てと思っていましたが違ったようでびっくりです。あれだけ血液感染が問題になって地域によっては住民の数十%にC型感染があったところもあるはず、それなのにまだこんなことをしていたとは甘いと言うか意識がないというかあきれるだけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.06.22 09:43:52
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