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08年倒産、最悪ペース 介護事業者、負債100億円超 報酬引き下げ、人手不足で 競争激化や規制強化も
記事:共同通信社 提供:共同通信社 介護事業者の倒産が2000年度の介護保険制度導入以来、08年は過去最悪のペースで増えていることが25日、民間信用調査会社の東京商工リサーチの調査で分かった。1-5月の5カ月で、負債総額は100億9300万円と過去最悪だった06年1年間の114億7900万円の9割近くに達した。件数も21件と過去最悪だった07年の年間35件の6割の水準。 給付費抑制のため、事業者に支払われる介護報酬が06年度の改定で引き下げられたことに加え、人手不足が深刻化、人材を確保できない事業者が増えたことなどが要因。競争激化や行政による規制強化も背景にある。利用者への影響も懸念され、09年度の次回改定では報酬引き上げを求める声が強まりそうだ。 08年の倒産の内訳は訪問介護が9件、有料老人ホームや特別養護老人ホームなどの施設系が12件。07年は訪問介護が18件、施設系が17件、負債額は77億7300万円と06年より減ったが、訪問介護最大手だったコムスンの事業撤退などは含まれていない。 東京商工リサーチは「訪問介護は報酬引き下げが直撃した。施設系は食費と居住費が全額利用者負担となった影響で利用者が退所したり、全額を受け取るのが難しくなり、減収に転じた事業者が多い」としている。 事業者が倒産などで事業から撤退すると、慣れたヘルパーから介護を受けられなくなったり、施設から退去を余儀なくされたりする可能性がある。 *国は最初から介護事業が失敗するのがわかっているので民間に委託したのではと疑いたくなります。資金は介護保険で成り立っていて足りない分を自治体がカバーするシステムは高齢者の多い地区では1人に対する支給率は下がるから地方に行くほど介護事業は行き詰まりになってしまう。 本来は国が管理すべき事業を民間に儲かるような言いまわして誘って結局は潰すのはどんなものなのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.06.26 07:45:52
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