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2008.07.25
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カテゴリ:病気を知りたい。
欠陥品を連携して廃棄 細胞内に巧みな仕組み

記事:共同通信社
提供:共同通信社


 細胞内で誤って合成された欠陥タンパク質を選別し、分解・廃棄する仕組みを京都大の永田和宏(ながた・かずひろ)教授らのチームが解明し、25日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。

 小胞体と呼ばれる細胞内器官で3種類の酵素などが連携して働き、巧みに品質管理していた。

 遺伝子異常などによって生じる欠陥タンパクが神経に蓄積すると、アルツハイマー病やプリオン病などが起きる。永田教授は「将来、薬などでこの仕組みを活性化できるようになれば、新たな治療法につながる可能性がある」と話している。

 チームはこれまで、欠陥タンパクをチェックするEDEMという物質を特定。今回新たに酵素として働くERdj5など2種類の物質を発見した。これらは欠陥タンパクの凝集を解きほぐして1本の細い分子にし、小胞体の外に運び出して廃棄処分するなどの役割を分担していた。

*治療法も進化してナノ単位で細胞を作り人の体に注入して仕事をさせたらSFの世界かも?
そんな時代がもうすぐそこまで来ている感じがします。





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最終更新日  2008.07.27 10:50:24
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