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冷凍マウスからクローン マンモスの復活も可能? 理研チーム、初めて成功
記事:共同通信社 提供:共同通信社 16年間冷凍保存されていた死んだマウスの脳組織から、生きたクローンマウスをつくることに理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の若山照彦(わかやま・てるひこ)チームリーダーらが成功し、米科学アカデミー紀要電子版に4日発表した。 マウスのクローン技術は確立しているが、冷凍死骸(しがい)からの成功は世界でも初めて。永久凍土に近い零下20度で保存したもので、若山さんは「凍土から発掘されたマンモスなどの絶滅動物を復活させる技術に将来つながるかもしれない」としている。 研究チームは、冷凍マウスの脳組織をすりつぶして細胞核を取り出す技術を開発。これをマウスの卵子に入れるクローンの手法で胚(はい)性幹細胞(ES細胞)をつくり、さらにこの核を別の卵子に入れて雌のマウスの子宮に戻した。4匹が正常に生まれて成長し、生殖能力があるのも確認した。 絶滅動物の復活には、死骸から採取した精子を現存する近縁動物と交配させるアイデアが古くからあるが、クローン技術を応用すれば純粋種をつくることができる。若山さんは「マンモスのクローンの場合、ゾウの卵子を利用する方法が考えられる。技術的課題は多いが原理的には可能だ」と話している。 ▽クローン技術 クローン技術 同じ遺伝情報を持った動物をつくるための手法。核を取り除いた未受精の卵子に、遺伝情報を含む体細胞などを融合させたり、注入したりする「核移植」と呼ばれる操作が中心となる。1996年に哺乳(ほにゅう)類として初めてとなるクローン羊のドリーが英国で誕生し、世界中に衝撃を与えた。その後マウスやウシなど幅広い動物で成功。人のクローン研究は日本では厳しく規制されている。 *この技術が成功したら絶滅危惧生物を冷凍保存しておいたらクローンは作れると言う事なのかな? マンモスを復活させて繁殖はせたら生態系は果しでどうなうのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.05 07:53:30
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