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カテゴリ:病気を知りたい。
精子、卵子の作製を容認へ 万能細胞から、受精は禁止
記事:共同通信社 提供:共同通信社 文部科学省科学技術・学術審議会の作業部会は27日、人体のあらゆる組織に成長できる「iPS細胞」などの万能細胞から、精子や卵子をつくる研究を認めることで大筋で合意した。 これまでは倫理上問題があるとして、国の指針などで禁止していた。今後、上部の部会に諮り、了承が得られれば指針を改定する。ただし、精子と卵子を受精させる研究については、問題が多いとして、引き続き禁止することにした。 作業部会は、iPS細胞や胚(はい)性幹細胞(ES細胞)などの万能細胞からつくった精子や卵子を使えば、それらが体内で成熟する仕組みなどの研究が可能になり、不妊症や染色体異常の原因解明に役立つとして「作製を認めてよい」との意見でまとまった。 一方、作製した精子と卵子を受精させることは、生命の誕生につながり得るという倫理的問題があるうえ、技術的にもまだ確立されていないとして「さらに慎重な検討が必要だ」とした。 容認するのは基礎的な研究に限定。できた精子や卵子を人体に入れるなどの臨床研究は対象にしない。 *医学的に無精子症や卵胞損傷で妊娠できない状態の場合、今後倫理的に問題がなければ子供を作ることができる時代が来るのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.30 18:59:28
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