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4割の病院「医師減った」 救急対応休止の影響も 日本医師会が調査、提言へ
記事:共同通信社 提供:共同通信社 日本医師会が全国の主な病院を対象に、医師不足の実態などを調査した結果、回答した約2600病院の39・6%が「約5年前と比べて医師数が減った」と指摘したことが3日、分かった。医師不足を原因とする問題としては、主に「外来の閉鎖・休止・縮小」「病棟閉鎖・病床縮小」「夜間などの救急対応休止」を挙げた。 47都道府県の医師会のうち、約9割に当たる42の医師会が「病院の医師数が不足している」との認識を示したことも判明した。 日本医師会は「多くの医師会が、病院の医師が不足する状況を深刻にとらえている状況が浮き彫りになった。調査結果を踏まえて、医師確保に向けた提言をまとめる」としている。 調査対象は、都道府県医師会のほか、2008年度の臨床研修プログラムに参加した病院など全国5540の施設。有効回答率は都道府県医師会が100%、病院が48・2%。 調査結果によると、医師数が減少した病院の都道府県別の比率では、三重県の63・6%が最大で、鳥取県(62・5%)、山形県、和歌山県(ともに60・9%)、栃木県(59・1%)と続いた。 大学や公的病院から供給される医師数が約5年前と比べて減ったと回答した病院は、全体の52・3%。内科や産科、産婦人科でこうした傾向が目立つという。 研修先の病院を自由に選べる現在の臨床研修制度の影響で、初期研修医や後期研修医の数が減ったと答えた大学病院は、それぞれ79・0%、57・5%と高い割合を占めた。 一方、医学部の定員を過去最大規模に増員することについては、36の医師会が「賛成」「どちらかというと賛成」と回答した。 *病院から医師がいなくなったのは開業しただけのことでは? 問題は医師の総人数の把握と変動を長期的に展望して計画することで安易に今少ないから医学部の増員をすると言うのは何の理由づけにもならない。 いま日本では国民の総人数が減る傾向になっていてすべての業種が人員について問題にしている中、医学部だけただ増やすと言うより開業率を規制する方が先では? 診療所が乱立する方が不思議な感じがします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.12.05 07:59:41
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