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歯科診療、自己負担ゼロ 札幌、NPO法人と連携
記事:共同通信社 提供:共同通信社 札幌市中央区の特定非営利活動法人(NPO法人)「CMケア機構」と同市内の2つの歯科医院が連携し、健康保険証を使って受診した患者の診療費自己負担分を実質無料にする運営を行っていることが4日、分かった。 昨年6月以来、計約3000人が利用したとされ、地元の歯科医師会からの情報を受けた北海道厚生局が調査を始めるなど、波紋も広がっている。 機構の仁科雅晴(にしな・まさはる)理事長の説明では、機構の会員(無料)になりアンケートに答えると、機構と連携する医院で支払った診療費の自己負担分と同額を「労務料」名目で機構から受け取れる仕組み。 診療費は7-9割を国が負担、1-3割を患者本人が負担しているが、このシステムでは自己負担が実質ゼロになる。 機構は、医院からアンケートを委託されたとして「調査料」「広告料」などの名目で金を受け取り、患者への支払いに充てているという。昨年6月から東区の医院で試験運用し、今年7月には中央区の医院で本格運用を始めた。 国の療養担当規則は、医療機関に負担金を徴収するよう定めており、札幌歯科医師会は「こんなやり方が通用するとは思えない」と疑問を呈する。歯科医の多い札幌中心部で「患者を取られる」との懸念も出ている。 一方、機構側は「年収520万円以下の患者を対象にしており、弱者救済が目的」と説明。患者に対する支援であるため「法令には違反していない」と主張している。 歯科医師会は昨年11月、市民からの問い合わせでこの運営を知り、当時所管だった北海道社会保険事務局に情報提供。現在所管する厚生局は「事実関係を確認中」としている。 *歯科医院のメリットはよくわかるのですが、CMケア機構はアンケートで自己負担分にあうだけのメリットを見出すのは難しいものがあります。医院からアンケートを委託されて調査料で受け取ったとしても活動費を捻出するのは無理! 違法行為をやっているようにしか見えない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.12.07 21:27:54
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