国際結婚した私

空気を読める人が一番出来ることは、
どんな相手と、どんな話題で話せるかということがあると思いますけれども、

なんでも、話したい話をしていたのでは、
いけないときがある。

話題を、選ばなければ、いけませんね。

ああ、話題を、話題を、話題を・・。

それで、ときどき、そういった大人の対応を忘れて、
自分の話したい話をしてしまうときがあるんですが、



先日、お友達が我が家に遊びに来たときに、
このお友達は、私にこのように話した。

「今日、仕事で、上司に叱られたの・・・。」

それで、なんでも、上司に、理不尽な理由で叱られたらしくて、彼女はあんまり気分がよくないらしく、
いかに、上司がアホか、という話になった。

それで、上司が部下に何か不満があっても、礼儀正しく、このように直して欲しいと頼んでくるのであれば、部下も勿論、敬意を持って聞くことが出来るけど、

例えば、他の部下の前で叱られたりとか、
恥をかかされるような叱られ方をしたら、あっという間に信頼をなくし、

その上司の為に働きたいという気持ちにはなれないし、
これから、あの上司は、大変だ、
（←もう、嫌いだから。言うことを素直に聞かないから。）

という話になった。
ほほほほほほほほーーーーーーーーーーー。


なので、私も、自分が働いていた頃を思い出しながら、
上司の話をしようと思って、

以前働いていたときに、私の上司だった人の話をした。


ああ、あんまり、尊敬できる人では、なかったんだよね～。


私も、一生懸命働いているのに、すごく評価が低いんだ、って伝わってきたことがある～。


上司なら、時間的に、頼まれたことがその時間内に出来ないことがわかりそうなものを、


上司の癖に、部下の管理ができてないから分からないみたいで～、



多大な要求をしてきて、



私は精一杯やってるんだけど、



評価表（通知表みたいなもの）をもらったとき、凄く評価が低くて、



びっくりしちゃったんだよね～、


と話した。
すると、お友達は、うんうんと頷いて、
そんなの見ると、仕事のやる気が、失せるよね～と返してきた。


なので、私は、その上司のことを思い出しながら、更に続けて、



ああ、その上司と、個人的にも遊んだことがあるんだよね～、



だけど、あんまり好きじゃなかったなー、



その人は、すごく、人から好かれるタイプの人だったので、



私も最初は好きだったんだけど、



つきあっていると、大体、













人を利用するようなタイプの人なんだよね～

と続けた。

それで、具体的な話としては、彼女は車がなかったので、私に、

○○○○へ行こうよ！

と誘ってきたことがあって、その都市まで私の運転で行ったんですけど、
その都市に、彼女のお友達が待っていまして、彼女はお友達と、感動の再会をしていた。

そして、その後、我が家まで戻ってきて、私が、夕飯でも一緒にと言ったら、
自分の旦那が、是非、私に会いたいと言っているので、旦那も一緒にということになって、

彼女の旦那がやってきた。
だから、私は、皆のご飯を作ったんですけど、

当の旦那は、別に、私たちの家になんて来たがっておらず、嫌々、

彼女を迎えに来ていた

という状態で、彼は、折角来たんだから食べてやる！って感じで、
私の料理を、

ばくばく～、ばくばく～、ばくばく～～～～～！！！！！

と食べていた。
そして、彼女は、迎えに来てくれた彼女の旦那の車で、無事に家に帰って行った。

つまり、彼女は、

私に○○○○まで送らせ～、
自分の旦那に、私の家まで迎えに来させ～、

自分の旦那へのお礼は、私が作ったご飯だったわけですね。
彼女から、私へのお礼は別になく、
一緒に○○○○までいけて、楽しかったね！というスタンスだった。


・・・・・どう考えても、利用されてるな、


と、思う私は、心が狭いですか。


それでも、まあ、さらっと楽しく終わって、もうその人とはお付き合いはないんですけど、
今でもこの出来事を覚えているということは、
私の中で、あんまり印象が良くなかったんですけど、


まあ、私も、結構、出会う人、出会う人、

あ！この人私を利用している！
あ！この人私を利用している！
あ！この人私を利用している！

と思うこと頻繁で、単に私の心が貧しすぎるだけなんですが、



何しろ、このように話しましたところ、



話を聞いていた彼女が、



なんか、真摯な顔になって、



言った。


「香子ちゃん、




　今度、我が家に、








　ご飯食べにおいでよ！

　私、仕事がない日だったら、ご飯くらい作れるからさ！
　今度は、うちに遊びに来て！」

（←この人は、我が家でご飯を食べていくのが、その日今週2回目。
　ちなみに、我が家が彼女の家に行ったのは、1年前。
　でも、彼女はいつも、心温かい手土産を持って来てくれる。）

おおおおおおおおおおおおお！！！！
なんか、私に良くしようとしてくれているーーーーー？？？？

私、話題の選択を、間違ったかしらーーーーーーーーーーーーー！！！！！！


しまったー！




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