オリンピックが始まって、
１日中テレビの前にかじりついていたいパパですが、
そんなこともできないので重い腰を上げて、
うわさの「ポニョ」を観に行ってきました。
こうたん、映画館デビューです。
かなり神経質で慎重派なので、
映画館のような異質な場所はきっとダメかと思って、
デビューを先延ばしにしていました。

「こうたん、映画館は暗くなるけど大丈夫？」
「おしゃべりしちゃだめなんだよ。」
「最後までちゃんと見られる？」
大森行きのバスの中でいろいろ問いかけてみましたが、
「大丈夫！」
と言ってました。

はやめに着いたので、
お蕎麦屋さんでお昼を食べて、
本屋さんで時間をつぶして、劇場に向かいました。
劇場に入って一番心配だったのが、最初の予告編です。
グロテスクな映像とかが出てきて、
怖がって「帰る」とか言い出したらどうしよう。

とりあえず子ども向け映画と言うことで、
そんなにひどいものはなかったのですが、
「２０世紀少年」の予告はちょっと怖かったようで、
顔をこわばらせて、
「まだはじまらないの？」
とつぶやきました。

「ポニョ」は、Y！のレビューなんかを見ると、
かなり賛否両論のようですね。
ただ、４歳の子どもの映画デビュー作品としては、
１００点満点だったと思います。
映像もかわいいし、
何よりも５才の「そうちゃん」に感情移入できて、
楽しめると思いました。

ただ、こうたんは、
「あと何分？」
とか、たびたび聞いていました。
やっぱり、真っ暗な映画館は不得手のようでした。
それでも、泣かないで、最後までみました。
成長ですね。
そうやって一つ一つクリアして、
強くなってほしいと思います。
がんばれ！こうたん。