テーマ:恋愛について(2607)
カテゴリ:恋のお話
6月7日
僕にとって特別な日。 ブログを書き始めて、5ヶ月余りになる。 この日を迎えるまで、 果たしてブログが続くか? と思っていたが、とうとう 来てしまった。 6月7日。 彼女の命日。 付き合っている最中に この世を去った。 確かに、年々気持ちの変化は生じている。 でも、何年経っても この日は特別なもの。 彼女の亡くなった日。 悲しすぎて泣けなかった。 泣けるようになったのは、 彼女の死を受け入れられるようになってから。 初めて泣いた日。 人間ってこんなに泣けるものだろうか。 と思えるほど、泣いた。泣いて泣きまくった。 慟哭。 という言葉ではまだまだ軽い。 でも、 前に進むには、どこかで 区切りをつけなければ ならない。 そう思っても、 簡単にできるものではなかった。 その間に 多くの人を傷つけてしまった。 僕は大きな勘違いをしていた。未熟だ。 本当に申し訳ない。 同じ夢を追いかけていた僕ら。 夢について、大いに語り、 楽しかった日々。 そして、僕は まだ、その夢を追いかける。 その夢を叶えた瞬間。 彼女にとっての最高の供養。 そんな気がしている。 4年2ヶ月の時間。 たくさんの言葉を交わした。 お互いの温かさも知っている。 時には 喧嘩もした。 それ以上に笑い合った。 そりゃずっと一緒に歩めればって 思うことはある。 でも、息を引き取る瞬間、 最高の置き土産を残してくれた。 最期。 病室のみんなに、 何とも言えない、 穏やかな笑顔を残していった。 その笑顔。 一生忘れることはない。 人間は誕生の瞬間、 大泣きをする。 きっと、この世の荒波を 予感してのことだろう。 でも、 この世を去るとき、 僕も彼女のように 穏やかな笑顔を 浮かべたい。 月日が経った今、 うまく心の整理がついた。 ただ、 6月7日という 1日だけは、 彼女のことを 思い出す日。 あの笑顔とともに。 今は6月9日午前0時32分。 いろいろな決意を胸に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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