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「君の膵臓を食べたい」が大ヒットの住野よる氏。
この作品、女子高生の視点から描かれていて、 高校生の男女の青く、甘酸っぱい切ないお話。 著者がまさか男性とは意外! ジョギングしながらオーディオブックで聞いたあと、映画を観たのですが、 オーディオブックの勝ちですね。 つまり映画は原作負けです。友達の結婚式のシーンはいらんでしょ。 それから自分にないものに惹かれるはるきに対して、 さくらが言うセリフ「私は君に憧れてた」、クライマックスのなおきが さくらの携帯を確認して「届いていた」とつぶやくシーン、 これらを削っちゃいかんでしょ。ただ、住野よるさんはタイトルのつけ方がうまい。 なんだ!一気に引き寄せます。この本の中で、 「昔の人はどこか悪いところがあると他の動物のその部分を食べていた」 というくだりが出てきて、さくらははるきに「君の膵臓を食べたい」というのですが、 膵臓の疾患というより、自分の中に無いはるきにあるものを取り込みたいって意味なんですね。 途中までは盛り上がりませんが、後半は名言も沢山登場。 でも映画はダメ!原作の方がいいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.01.10 16:52:37
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