きしゅう会計よもやまかわら版ブログ　（旧紀州ではたらく会計士のblog）

ａｍａｚｏｎプライムでたまたま見つけた２０００年の古い映画ですが、
見終わって、気持ちがいい作品だったので紹介します。

ニューヨークのウォール街で成功し、
優雅な独身生活を送っているジャック（ニコラスケイジ）が、
ひょんなことから１３年前に別れた恋人のケイト（ティア・レオーニ）と、
別れずにいたらどうなっていたかという、
もう一つの世界にスリップします。
そこのジャックは、タイヤ販売の会社に勤める冴えないサラリーマン。
貧しくもないけど、裕福でもなく、子育ても大変で、
毎日忙しい日々。でもケイトとは仲良しです。
その世界しか知らないケイトはその人生を受け入れ楽しそうですが、
独身で優雅な世界からきたジャックは、
くたくた。タイヤ会社の自分の机の引き出しにしまってあったワインを見つけて、
「そりゃ飲まなやっとれんよな」と昼間から飲むシーンが印象的。
裏切られることなく予想通りに進む映画ですが、
画面の子育てように、
慌ただしくあっという間に観てしまえる作品です。
そして心が温かくなる作品。ここ最近とても寒い日が続いていますので
暖かい鍋のようなこの映画はお薦めです。