|
カテゴリ:ビジネス一考察
先日スポットのお客さんから
収入が減って小規模企業共済を満額掛けているのだけど、 税額がでないのだけど、どうしようとの相談を頂きました 詳しくお話を聞かせてもらうと 今まではずっと所得税を払っていたのだけど、 今回はゼロになる、大丈夫でしょうか? はい。小規模企業共済は満額で84万円掛けられ 大きな控除なので、それで課税所得がゼロになっても 何も問題ないですよと回答しました ただ、満額84万円をいつから掛けていたかで 気にしないといけないことがありますと注意点を 以下の通りに付け加えました 小規模企業共済は退職、廃業等で一括返済を受ける場合 退職所得扱いになるので税法上のメリットは大きいのですが、 退職所得=非課税ではありません 退職所得になると退職所得控除という大きな控除を 引いたあとの金額の1/2が所得となるので 退職所得控除を超える金額を掛けている場合 所得税や住民税がかかることになります。 退職所得控除は 1年めから20年目までは1年40万円 21年めからは70万円となります。 つまり、掛け始めた時からずっと満額の84万円を掛けていると 1年で、84-40=44万円超えてきますので、課税されることになります なので、今までの掛け金の累計を計算して 退職所得控除から超えている金額について 今後掛け金を減額して調整するのもいいかも知れませんね とアドバイスさせて頂きました 小規模企業共済|小規模企業共済(中小機構) (smrj.go.jp) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.02.01 00:00:13
コメント(0) | コメントを書く
[ビジネス一考察] カテゴリの最新記事
|