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淡々堂

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稽古の始まり２―能講座受講

2002年5月16日(木)、「能の歴史―北山文化と中性の精神性―」という題の講演を聴きました。受講者は私よりだいぶ年上の方ばかりで、場違いなような気分になりましたが、その方達が私を前の席に座るように誘って飴を下さったので、安心してそこにいることができました。講座は能の先行芸能、大和４座、観世家と足利氏との関係などについてでした。おもしろく、わかりやすかったです。また、神様の役の舞の型を舞って下さいました。畳の上を中腰で素早く動いた動き方がかっこよかったことを覚えています。講座の終了後、「質問がある方はどうぞ」と言われたので、遠慮なく手を挙げて、「能はどうして動かないのですか。喋るときは口を開けないのですか」と聞きました。恥ずかしくなるほど低レベルな質問だと、自分でも思いましたが、事実私は能を知らないし、受講生は知らない人ばかりだったのでまあいいかなと思ったのです。先生は真摯に私の質問に答えて下さいました。この時の講座は全４回の１回目でした。意外にもとても面白かったので、２回目も行くことに決めました。2002年7月11日(木)、「『経正』『海士』『羽衣』三曲紹介―面・装束の鑑賞と作品研究―」という題の講演を聴きました。前回の講演が面白かったので、今回は友人を誘って２人で受講しました。この日は次回の講座で行われる「経正」「海士」「羽衣」の解説がありました。解説して下さった先生は「羽衣」のシテをなさる予定の方でした。その後で、面と装束の実物を見せて下さりながら解説がありました。これまたおもしろく、わかりやすく、次回の講座(鑑賞会)も行くことに決めました。講座の終了後、また「質問がある方はどうぞ」と言われたので、またもや遠慮なく手を挙げて、「曲ごとの能の装束については何か書いている本に従って決めるのですか」「装束は練習（※この時は「稽古」という言葉すらなじみがありませんでした）の時から着けるのですか」と聞きました。先生は２つの質問に丁寧に答えて下さいました。質問コーナーの後、面と装束にさわらせてくれました。だいだい色の大口袴がとても固かったことに驚きました。重そうだし、ものすごく着心地が悪そうだと思いました。2002年10月5日(土)3回目の講座に行きました。この日は講演をして下さった先生が主宰している会の15周年記念大会でした。10時から17時まで、能、一調、素謡、舞囃子、仕舞、連吟、独吟がありました。内容がわからないとつまらないので、能「経正」「海士」「羽衣」については『謡曲大観』のコピーを持参しました。11時くらいから16時半までいたので、ほとんど見ました。私が能を見たのはこの時が初めてです。「海士」のシテが胸を裂いて玉を隠す場面が激しいなと思いました。「羽衣」のシテが右腕を上に上げるポーズが美しいなと思いました。また、「いや、疑ひは人間にあり。天に偽りなきものを」という言葉が印象的でした。2002年11月14日(木)「能舞台の周辺―建築から見た舞台空間―」という題の講演を聴きました。今回は主に建築家の人が能舞台についてお話をされました。能舞台は見るからに独特な作りですが、いろいろな工夫があることを知りました。シテ方の先生は、能舞台は一つ一つに個性があり、能舞台によっては正座をしていて足が痛いものとそうでないものがあると仰いました。能楽師でもやっぱり正座は痛いんだなと、変なことに感心してしまいました。今回もまたおもしろく、全４回の講座全てを楽しく聴くことができました。

2006年10月07日

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稽古の始まり１―能への疑問

私が能を習っていることを言うと、ほとんどの人が「え？」と聞き返してきます。私が住んでいる地域ではあまり能は縁がないのです。年配の方は「お若いのに」とも言って下さいます。家族に能を習っている人がいるのかという事も聞かれますが、全くそんなことはありません。私が能を習い始めた理由は能を知りたかったからです。能の存在は学校の歴史の授業で習いますので知っていました。室町時代に、猿楽を元に、観阿弥・世阿弥父子によって大成された芸能だと。歌舞伎や人形浄瑠璃とともに、日本が世界に誇る伝統芸能だと。たまにテレビが放送しているのを、母に「一応知っておきなさい」と見るように促されることはありましたが、あまりに退屈で最後まで見られませんでした。主役らしい舞台の真ん中に立っている人物はじっとしたまま動かず、しゃべる言葉も字幕がないと何を言っているんだかさっぱりわからない、舞台上のそのほかの人物も微動だにせず、楽器を持った人は時々「よぉー」とか何とか言いながら音を立てている、そんなものをいきなり見たところで伝統とか幽玄とかを感じられませんでした。当然、能を生で見たこともありませんでした。しかし、こんなに退屈な能がなぜユネスコ世界遺産に登録されるんでしょうか。なぜ室町時代という大昔から今まで、多くのファンがついているのでしょうか。そんな、ちょっとした疑問を持つようになった時、博物館に行きました。能とは関係のない展示を見に行ったのですが、そこに張っていたポスターで、観世流のシテ方の方が能についての講演会をすることを知りました。たまたまその講演会の日が暇だったので、聞きに行くことにしました。ポスターと同じ内容のチラシを一枚いただき、家に帰ってよく見ると、私が行こうとしている講座は「第33回」と書いていました。これはもしかして、愛好家しか行ってはいけないのではないか、いやいや、ポスターを張っているくらいだから一般者も行っていいはず、でもでも......と、迷いました。いきなり行って受けられないというのは面倒なので、チラシに書いてあったこの講座を主催している会の代表の方に電話をかけて、受講したいことと、受講料の納入はいつかということを窺いました。受講は誰でもできること、受講料は当日でいいことを教えて下さり、準備は整いました。

2006年10月06日

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北斗の婆

祖母は料理が得意です。今日は親戚からいろいろ食材をもらったのではりきっていました。私には先に食べるよう言っておいて、いろいろ作っていました。私は遠慮なく先に食べ始めました。テレビのニュースを見ながら、おいしくいただいていました。すると、「あちゃちゃちゃちゃちゃちゃ！」…鍋が噴きこぼれたんだそうです。祖母は一人でもにぎやかです。

2006年10月05日

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しばわんこ３

録画した「しばわんこの和のこころ」を見ていました。しばわんこは上手に鍋でご飯を炊いていました。米の約１～２割り増しで水を入れるんだそうです。側にいた祖母がこう言いました。「しままんこ…？」だんだん近づいてきましたがまだまだですね。「しばわんこ」１は2006年08月11日です。http://plaza.rakuten.co.jp/nama5mi/diary/200608110000/「しばわんこ」２は2006年09月25日です。http://plaza.rakuten.co.jp/nama5mi/diary/200609250000/

2006年10月05日

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稽古84回目

発表会が無事終わり、今日からは通常の稽古に戻りました。■謡...「紅葉狩」２回目時雨をいそぐもみぢ狩り、時雨をいそぐもみぢ狩り、深き山路を尋ねん。これはこのあたりに住む女にて候。げにやながらへて憂き世に住むとも今ははや、たれ白雲の八重葎。茂れる宿の淋しきに、人こそ知らね秋の来て、庭の白菊移ろふ色も、憂き身の類ひとあはれなり。あまり淋しき夕まぐれ、時雨るる空を眺めつつ。　四方の梢も懐かしさに、伴なひ出づる道のべの、草葉の色も日に添ひて。下もみぢ、夜の間の露や染めつらん、夜の間の露や染めつらん。朝の原はきのふより、色深き紅を、分け行くかたの山深み。げにや谷川に、風の掛けたる柵は、流れもやらぬもみぢ葉を、渡らば錦中絶えんと、まづ木のもとに立ち寄りて、四方の梢を眺めて、暫らく休み給へや。面白や、頃は長月二十日あまり。四方の梢も色々に、錦を彩る夕時雨、濡れてや鹿のひとり鳴く、声を知るべの狩り場の末、げに面白き気色かな。明けぬとて、野べより山に入る鹿の、あと吹き送る風の音に、駒の足並み勇むなり。ますら男が、弥猛心の梓弓、弥猛心の梓弓。入る野の薄露分けて、行くへも遠き山陰の、しがきの道の険しきに、落ち来る鹿の声すなり。風の行くへも心せよ。風の行くへも心せよ。いかに、誰かある。　御前に候。あの山陰に当つて人影の見えて候ふは、如何なる者ぞ。名を尋ねて来り候へ。畏つて候。名を尋ねて候へば、やごとなき上臈の、幕うち回し屏風を立て、酒宴の半ばと見えて候ふ程に、ねんごろに尋ねて候へば、名を申さず、たださるおん方とばかり申し候。あら不思議や。この辺にてさやうの人は思ひも寄らず候。よし誰にてもあれ、上臈の道の辺の紅葉狩。殊更酒宴の半ばならば、かたがた乗りうちか叶ふまじと。馬より下りて沓を脱ぎ、馬より下りて沓を脱ぎ、道を隔てて山陰の、岩の懸路を過ぎ給ふ、心遣ひぞ類ひなき、心遣ひぞ類ひなき。今回の注意点１、最初「時雨を急ぐ紅葉狩～尋ねん」しっかりと息をためて謡う。２、2ｵ「面白や頃は長月」ツヨ吟なので体にためた息を前にぶつけるように謡う。そうでないと「おもしろやころはながつきはつかあまりぃ～」と軽く聞こえてしまう。それでも稽古場のような狭いところでは聞こえるが、屋外の能楽堂等では聞こえにくい。息を感じさせるようなツヨ吟になってほしい。・感想先生に、「音階を間違うことはもうないので、音階に気をとらわれず、強さとか、どう表現しようかとかいうことを考えて下さい。『こういう風に歌ったら先生はどう思うのかな』と思って、稽古の度に挑戦してみて下さい。それで『やりすぎ』と言われたらいわれたら上等だし、足りない場合は『こうしたらいいんじゃないの』と言いますから。」と注意を受けました。『初心謡本』上・中・下と習ってきますと、記号はほとんど読めるようになりました。これからは今までよりももっと内容を読みとって、それを表現できるように努力したいと思います。予習が大事です。■仕舞「敦盛」キリ１回目今回の注意点１、左足を引きすぎると強さが失われる。・感想　はじめから「打物抜いて」まで習いました。「竹生島」「経正」キリに続いて、３番目の力強い仕舞です。私はこれらが苦手でなかなか型を覚えられないのですが、大好きです。これからの稽古が楽しみです。　仕舞「敦盛」キリは以前先生がTV出演された時にされていました。DVDに録画していますので、見返しながら自主稽古をするつもりです。・豆知識　ツレは"シテに連れ添う人"という意味なので、シテ方がする。ワキツレはワキ方がする。

2006年10月04日

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誰のために

私が笑うのを見て笑う人がいます。その人のために笑うのがいいと思います。

2006年10月04日

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食欲？

水替えの時は、亀さんを庭に這わせています。亀さんはうろうろと歩き回り、私の所に戻ってきて私を見上げて、つっかけを踏みつけて、またうろうろと歩き回ります。　　　　　　　　　なにこれ　おいしいかな　　　　　　　　　あーん　　　　　　　　　かたい…このタワシでいつも水槽の中の石をこすってきれいにしています。食べてもおいしくないと思います。

2006年10月03日

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２ちゃんねるフェチ板

「２ちゃんねる」のフェチ版に興味を持っています。　　フェチ…フェティシズムの略。【fetishism】　　　　　　　性的倒錯の一種。異性の衣類・装身具などに対して、異常に愛着を示すこと。このタイトルを見ていると人間の性への興味はこれほど多岐にわたるのかと感心してしまいます。例えば「コンパニオン・レースクイーンフェチ」「おしりファン集合」「サンバダンサーフェチ」これらはさもありなんと思います。種類が多いのはパンストです。「パンストのつま先」「普段パンスト履かない女のパンスト姿どう？」「ジーンズの下にパンストをはく女性」ほほう…そう来たかと、男性方の足を見る意外なポイントが窺えます。病気で弱っている姿が庇護欲をかき立てるのでしょうか。「足首を捻挫した女フェチ」「水虫に悩む女の子」というのもあります。…この人達の彼女は大変だと思います。フェチ版にあること自体が興味深いと思うのは（まあ、この板のほとんどは興味深いですが）「妊婦ヌードフェチ」です。性行為はもともと種の存続のためにするはずで、妊婦の形は古来土偶のように崇拝の対象になることがあります。そうした意味ではもっと堂々とした嗜好であってしかるべきはずなのに、フェチ板においては「足首を捻挫した女フェチ」と同列に置かれています。カテゴライズの限界かもしれませんが、面白いと思います。どこらへんがいいのか、皆目見当がつかないものもあります。「掃除機で体を吸うフェチ」「厚化粧の成人女性フェチ」「暑いときに暑苦しいカッコをする女」しかし、わからないからこそ、こんな世界があったかと興味がわきます。こんなものにまで？と思うのは「スニーカー・スパイクシューズフェチの方！」「手術着」「靴底フェチ」「芋ジャージ」私の目にはごくごく普通のものにしか見えません。「フェチ」の範囲って幅広いんですね。

2006年10月02日

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スーツ

今日は外に出たいなと思ったので、ショッピングセンターへ目的もなく出かけました。マリクレール（marie claire）のスーツを買いました。はじめ、スカートが目に入ったので試着をし、買うことにしました。色違いで黒と茶色があったのでもう一度考えようと思って陳列してあるところに戻ると、上着もあったのでついでに買いました。くすんで少しピンクがかった白です。ボタンはくすんだ銀色。中に着るシャツは黒・カーキ・紫など色の濃いものを合わせるときれいだと思います。フレアスカートのスーツがほしいなと、偶然昨日思ったところだったので、良かったです。上着が13,000くらい、スカートが9,000円くらい。ポイントがたまったので2,500引いてくれました。着心地がいいので、上下バラバラで、日常的に着ようと思います。

2006年10月01日

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