BSプレミアム「美の饗宴」、宮川香山が物凄い
明治時代、欧米に工業化で遅れを取っていた日本が、海外に輸出できる数少ない品目として力を入れていたのが、工芸品。超絶技巧と卓越した表現は、世界の人々を驚かせた。シリーズ「いのち映す超絶工芸」では、その究極の美を掘り起こす。第1回は、陶芸家・宮川香山。器に張りつく巨大な蟹など、今にも動き出しそうなリアルな造形を特徴とした作品は、現代では再現不可能といわれる。香山の創作の秘密と人生に迫る。【出演】徳丸鏡子,【語り】井上二郎今週の月曜21:00~21:58放送の、BSプレミアム「美の饗宴」の録画を見ました。今回は、シリーズ“いのち映す超絶工芸”「生き物が踊る器 陶芸家・宮川香山」です。http://www.nhk.or.jp/bs/gokujou/同じように“超絶技工”と評される正阿弥勝義が大好きなので、“超絶”がつく芸術家に興味を持ちました。(5月23日の同番組で正阿弥勝義特集をします)この人の作品は明治時代、主にヨーロッパ向けの輸出品として作られたので、海外のファンは多いですが、あまり日本で走られていないそうです。番組内では、現代作家が宮川香山作「高浮彫南天二鶉花瓶」のウズラの再現を試みていましたが、オリジナルの正確さと細かさにはかないませんでした。横浜に「宮川香山 眞葛ミュージアム」があります。http://kozan-makuzu.com/再放送は5月8日(日)。