歌舞伎座初体験
東京へ行きました。初めて歌舞伎座で歌舞伎を見ました。二月大歌舞伎は松本幸四郎改め二代目松本白鸚(はくおう)、市川染五郎改め十代目松本幸四郎、松本金太郎改め八代目市川染五郎の襲名披露公演です。http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/542舞台には草間彌生による祝幕(いわいまく)が下がっていました。松本幸四郎は草間彌生のファンで、親交もあることから幕のデザインを依頼したそうです。襲名披露口上は夜の部にしかなく、そちらはチケットが完売でしたので、昼の部にしました。昼の部も早い段階でチケットは売り切れ続出で、残っていたのは1等席のみでした。20,000円(税込)です。2階の5列目でした。11:00~11:16「春駒祝高麗(はるこまいわいのこうらい)」は華やかでした。11:31~13:00「一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)」は松本幸四郎がうつけ者の大蔵卿を品良く演じていました。30分の幕間(まくあい)に、歌舞伎座内のレストランで昼食をとりました。これは事前に予約をしておきました。約3,500円です。お吸い物の湯葉も歌舞伎。器も黒・柿・萌葱(もえぎ)の定式幕(じょうしきまく)の色で歌舞伎らしさを演出していました。13:30~14:24「暫(しばらく)」は鎌倉権五郎役の市川海老蔵を見るための演目であるよと思いました。その場を支配するオーラがあり、登場の際には観客のどよめきが凄かったです。私は花道の上の2階席でしたのでよく見えたことは見えましたが、1階席で見た人は圧力を感じたのではないかと思いました。14:45~15:40「井伊大老」は静かな演目でした。よく寝ました。高麗屋の逸品 [ 松本 幸四郎 ]