徳島市の阿波踊りを見物した
徳島県徳島市で開催されている阿波踊りを見に行きました。チケットは発売開始日である7月1日にネットで購入しました。藍場浜演舞場(あいばはまえんぶじょう)の18:00~の席、大人一人2,000円です。眉山が見える側と見えない側で人気に差があるらしく、眉山が見える側は既に売り切れていました。18:00~と20:30~の二部制、完全入れ替え制です。18時開始時刻は空はまだまだ明るかったです。今年は徳島市観光協会の累積赤字が4億円であることを公表し破産申請中のため、もしかすると阿波踊り自体が開催されなくなるのではないか、いやいやそれは徳島県にとって大きな痛手だからそこまではないだろう、しかしひょっとして……とか何とか思っていましたが、なんとか無事開催されました。これはヤマト運輸の連(※阿波踊りの団体)です。ヤマト運輸といえば黒猫ですが、白猫もいました。これは、ヤマト運輸の連の女踊りです。徳島市の阿波踊りを桟敷席で見るのは初めてでしたので、興味深かったです。有名連、企業連、大学連が次々と躍り込んで来ました。その都度アナウンスが流れましたが、鉦と太鼓の音で聞き取りづらいこともありましたが、目の前で繰り広げられる踊りが面白かったのでよしとしましょう。じっくり聞きたいときはテレビで見たり、雑誌を買ったりすればいいことですし。阿波踊り実行委員会公式WEBサイトhttps://awaodori-kanko.jp/私が阿波踊りを見たその夜、今年は禁止されていた南内町演舞場の総踊りが、演舞場ではない普通の道でゲリラ的に行われたことをニュースで知りました。中止求めた実行委に反発 阿波踊り「総踊り」場外で強行朝日新聞 2018年8月13日22時58分 15日まで開催中の徳島市の阿波踊りをめぐり、主催の実行委員会と一部の踊り手グループが対立している問題で、有名連(グループ)の踊り手約1500人が13日夜、実行委の決定に反して名物の「総踊り」を披露した。「阻止する」としていた実行委側も静観し、心配された混乱はなかった。 総踊りは有名連の踊り手たちが終演間際に市内の演舞場の一つ、南内町演舞場に集まって披露する一斉演舞。1970年代半ばに始まったとされ、人気がある。2007年公開の映画「眉山」のクライマックスシーンにも使われた。 昨年まで主催の市観光協会は赤字解消のめどが立たないとして破産手続きが進み、今年は市と徳島新聞社などで作る実行委が主催している。実行委は、総踊りが他の3演舞場のチケット販売を低迷させているとして、6月に中止を発表。有名連を4演舞場に均等に配置すると決めた。 この決定に、有名連の団体「阿波おどり振興協会」は「踊り手をないがしろにする」と反発。演舞場外で独自に総踊りをする意向を示した。遠藤彰良市長は「危険だ」などとして4度文書で中止を要請。13日の記者会見では、実施した場合に「ペナルティーも検討する」と述べるなど、異例の事態となっていた。 この日午後10時、歩行者天国となっている路上に、浴衣や法被姿の踊り手たちが集まった。振興協会の役員ら約60人が周辺の警備や誘導をする中、三味線や鉦(かね)、太鼓などの鳴り物に導かれて演舞を披露すると、沿道から歓声が起こり、熱気に包まれた。 総踊りに憧れて振興協会所属の有名連「天保連」に入ったという太田匡訓さん(31)は初めて総踊りに参加した。「踊り手と見ている人が一体になって、まさに『踊る阿呆(あほう)』と『見る阿呆』になれた。観衆の声が力になりました」 振興協会の山田実理事長は総踊りを終え、観衆の拍手に応えた。「皆さんの声援に応えられて感無量。来年も総踊りをしたい。実行委も私たちも阿波踊りを盛り上げたいという気持ちは一緒のはず」と話した。 遠藤市長は総踊りの実施を受け、「再三にわたり実施しないよう求めておりましたが、それを無視して行われたことは誠に遺憾。今後の対応については、実行委で十分協議したい」とするコメントを発表した。(佐藤常敬)https://www.asahi.com/articles/ASL8F3D6XL8FPTIL00P.html日本の祭り 阿波踊りライヴ [ (伝統音楽) ]