アラザンは乙女の夢
「アラザン」と聞いて、何割の人が「ああ、あれか」とわかるでしょうか。見た目は仁丹のようなものです。そうはいっても、「仁丹」と聞いて、いまや何割の人が「ああ、あれか」とわかるでしょうか。仁丹は薬。アラザンは御菓子作りのための材料です。私はアラザンが好きです。幼少時には、ショートケーキの白いホイップクリームに埋まるようにばらまかれた銀色の粒々に心ときめかせたものです。自分でお菓子を作るようになって、それはスーパーで買えるものだと知りました。今、私は自分でお菓子を作ることはしなくなりましたが、先日スーパーで見つけてしまいました。よくある銀色のアラザンと、それより少し大きめのピンクのアラザンがひとまとまりになった商品です。銀色のアラザンだけでも心は十分ときめいているのに、ピンクのアラザンまで出現して、思わずその商品に釘付けになってしまいました。しかも141円が半額になっています。買うしかありません。今日、紅茶を煎れて、アラザンを食べてみました。原材料はほぼ砂糖なので、砂糖の味です。まるで宝石のような、銀色とピンクのつぶつぶを一つ一つ口に運んでボリボリ咀嚼すると、楽しかったです。パッケージに、これを作ったのは箔一という、石川県金沢市の会社であることが記されていました。金沢といえば工芸の街。金箔の生産は日本一で、しかも90%以上だったはず。そんなところが作っているアラザンは、もはや食べる宝石といってもいいのではないでしょうか。この一袋が尽きるまで、お茶を飲むたびに楽しめそうです。株式会社箔一HPの中の「食用金箔」https://www.hakuichi.co.jp/story/detail.php?id=2303Arazan sugar ピンク(3mm)|金沢金箔の箔一(はくいち)|食用金箔 金粉 食べられる金箔 金の舞 トッピング 料理 お菓子 製菓材料 業務用 ふりかけ 菓子材料 和食 洋食 手作り おもてなし ホームパーティー バレンタイン スイーツ ケーキ チョコ デコレーション かわいい【医薬部外品】仁丹 ビン入り 3250粒入り