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淡々堂

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 そう、女同士の肉体ボメは、「私はあなたの敵ではない」という意思を表明する手段です。たとえ本当は敵意を持っていたとしても、誉めることによって覆い隠すことができる。(p.30)

 ペットにしても子供にしても「好き」な人は、選り好みをしません。(略)
 そこにあるのは、無条件の愛。見返りを求めない、崇高な気持ち。「飼い主に取り入ってやろう」とか「親の期限を取るためにはしょうがねえなあといった気持ちは全くなく、「誉めさせていただいてありがとうございます」くらいの気持ちでいる。(p.167)

『ホメるが勝ち!』酒井順子、講談社文庫、2001年10月、575円(税込)


引用1つ目。
例えば「爪の形がきれいですね」「足がまっすぐですね」などという細かい部分の肉体の褒め言葉は、嘘ではないのですが、真意は「私はあなたの敵ではない」という意思表明です。
「敵ではない」というのは、「味方」と同義ではないのですが。


引用2つ目。
ペットと子供に対しての「かわいいね」は定型文として、いつなんどきでも出し入れ可能な状態にしておくと便利だろうと思います。



ホメるが勝ち!【電子書籍】[ 酒井順子 ]






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最終更新日  2019年02月28日 11時02分38秒
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