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淡々堂

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第91回アカデミー賞授賞式が米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われました。
私の好きな​映画『ボヘミアン・ラプソディ』​でフレディ・マーキュリー役を務めたラミ・マレックが主演男優賞を受賞しました。
本作はほかにも音響編集賞、録音賞、編集賞も受賞しました。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』の受賞の行方について知りたくて、当日は何度もtwitterをチェックしてしまいました。
本当にいい映画でした。

ラミ・マレックの受賞スピーチの和訳は以下の通りです。
(引用はシネマトゥデイ「感動的!『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック受賞スピーチ全文 第91回アカデミー賞」2019年2月25日17時15分。編集部・市川遥)」
https://www.cinematoday.jp/news/N0107053

「ああ、神様。母が会場のどこかに来ています、愛しているよ! 僕の家族へ、全てのことに感謝しています。父は僕がこうしたことを成し遂げたのを見ることができませんでした。だけど今、僕を(天国から)見下ろしているんじゃないかと思います。とてつもない瞬間です。皆さんにとても感謝しています。僕をこのステージに立たせてくれた皆さん、アカデミーの皆さん、あらゆる場面で僕に賭けてくれた皆さん、(プロデューサーの)グレアム・キング、デニス・オサリヴァン、(製作会社の)フォックスとニュー・リージェンシーの皆さん、本当にありがとう。僕は“この人しかいない”という感じの候補ではなかったかもしれないけれど、まあうまく行ったということですよね(笑)?

クイーンの皆さん、ありがとうございます。僕を、あなた方のとてつもなく並外れたレガシーのちょっとした一部にしてくださったことに感謝します。このご恩は一生忘れません。クルーとキャスト、愛しているよ。皆さんは僕と同等の存在で、それ以上の存在です。あなたたちなしでは、僕はここにたどり着くことはできませんでした。

もし小さな頃の僕に、いつかこんなことが起こるかもと伝えたらどんな感じだろうと考えるのですが、彼のカーリーヘアの小さな頭はぶっ飛ぶでしょうね(笑)。その少年は自身のアイデンティティに悩み、自分は何者なのかと模索していました。アイデンティティに悩み、自分の声を見つけようとしている全ての人へ。聞いてください。僕たちは、悪びれることなく彼自身として人生を生きた、移民で、ゲイの男性についての映画を作りました。僕が今夜皆さんと一緒に、彼とその物語を祝福しているという事実は、こうした物語を僕たちが切望しているということの証しです。

僕はエジプトからの移民の息子で、アメリカ人としては一世にあたります。僕の物語は、今ここで記されています。僕を信じてくれた皆さんに感謝してもし切れません。ルーシー・ボーイントン、君はこの映画のハートで、ものすごく才能にあふれていて、僕のハートをつかんだよ。どうもありがとう。」


ルーシー・ボーイントンとはフレディの女性の恋人メアリーを演じた女優です。
本作での共演をきっかけに交際中だそうです。


先日、私が間違えて見た​映画『女王陛下のお気に入り』​でアン女王を演じたオリヴィア・コールマンは主演女優賞を受賞しました。



映画『ボヘミアン・ラプソディ』
http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/


ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック) [ クイーン ]






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最終更新日  2019年02月28日 11時04分52秒
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