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淡々堂

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2015年10月26日​に書きましたように、漫画『キングダム』(原泰久、最新刊は54巻)が好きです。
新刊が出るのを待ちわびて、発売されたら発売日~1週間以内には購入して読んでいます。

映画『キングダム』を見てきました。
信(山﨑賢人)、えい政、漂(吉沢亮)、 楊端和(長澤まさみ)、河了貂(橋本環奈)、成きょう(本郷奏多)、王騎(大沢たかお)が主要登場人物ですが、すべて良かったです。
それぞれがその役らしいので、無理なく見ていることができました。

信は信らしく、体も作り込んでいました。
えい政と漂は、顔面の整い方に見とれましたし、2人の演じ分けが素晴らしかったです。
楊端和は、むくつけき男達の中、そこだけ発光しているかのような美しさで、画面に清涼感をもたらしていました。
河了貂は原作に比べるとかわいらしすぎてはないかと、見る前は思っていましたが、不思議と映画に合っていました。
成きょうは、はまり役でした。

私が一番好きな登場人物である​王騎​に関しては、原作よりも王の反乱に影響力のある人物として変更されていました。
また、原作ではもっとあっさり描かれていた、昌文君の支配する地域への関わりが強調されたことで、王騎の行いの意味がきちんと描かれたことや、信へ大将軍の憧れとなる強烈な記憶を残した人物という描かれ方も映画ならではで、面白かったです。
これらは、原作者である原泰久が製作に加わったことが、無理のないストーリー展開につながったのであろうと思います。

王騎役の大沢たかおは、役を演じるに当たって大幅な増量をし、立派な体躯を作り上げたそうです。
また、声の出し方(響かせ方?)も独特で、役を作っているといえば作っているのですが、原作の王騎がほとんど人間離れした風に描かれているので、生身の人間が演じた王騎として私は満足できました。


1点だけ少し残念なことは、映画の終盤の、えい政と成きょうとの殴り合いの場面です。
原作第5巻で、えい政から成きょうへは次のようなセリフがあります。

「成きょう、お前は生まれの良さが人の価値のすべてと勘違いしたただのバカガキだ。
お前のような愚か者には決して王などつとまらぬ。」

「曲がった教育を受けたな、成きょう。お前の言っていることは机上の戯言。だが、俺やお前が思う程、民は単純ではない。我らが考えるほどに民は王族(我ら)のことに関心はない。
天(たか)みでそり返っているだけで民の心を知らぬ。お前にできるのは周りを見下すことだけだ!
世を知らぬ。人を知らぬ。だからお前はいつも唯一人だ!」

「成きょう、お前は少し人の痛みを知れ」

原作では約10ページ渡って上記のように喋りながら、えい政が成きょうを刺したり殴ったりします。
映画ではセリフの量がもっと少なかったのが残念でした。
が、それ以外は「ブラボー」と言いたい出来映えでした。
続編を期待します。


映画「キングダム」公式サイト
https://kingdom-the-movie.jp/

キングダム特設サイト
https://youngjump.jp/kingdom/


キングダム 54 (ヤングジャンプコミックス) [ 原 泰久 ]






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最終更新日  2019年06月15日 18時08分05秒
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