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2019年06月03日
カテゴリ：能
今日は能の先生の葬儀、告別式でした。
私が先生に能を教わったのは15年間ですが、これだけの期間続けられたのは、先生の教え方が私にとって量的に無理がなく、明るく、同じ事を何度でも教えて下さったからだと思います。 発表会に参加したり、神社やお寺に謡と仕舞を奉納したり、国民文化祭に参加したり、中国へ行ったりなど、先生との思い出はたくさんあります。 行事や、毎回のお稽古のたびに、先生とはたくさんのお話をさせていただきました。 まだ話し足りないことがあるような気がするし、これから芸が上達していく有様を見ていていただきたかったですが、叶わなくなりました。 稽古の度に稽古日記を書き、ICレコーダーで先生のお手本を録音したものが溜まっています。 これらを見たり聞いたりしながら、これからは自主稽古をしようと思います。 しかし、先生のいない世界はつまらないです。  写真は、2010年(H.22)5月に先生との中国旅行で訪れた、蘇州の西園寺で見た亀です。 嬉々としてデジカメを構える私の背後で「あなたは亀が好きだからねえ」と笑う先生の声が思い出されました。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2019年06月15日 18時44分28秒
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