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淡々堂

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 たとえば、カトリックの両親を持つ男性のところに、プロテスタントの女性が嫁いだとして、カトリックの教会では結婚式はできない。ひとまずプロテスタントの教会で結婚式を挙げたとしたら、その後生まれた子どもたち、つまり孫は祖父母と同じお墓には入れないことになる。カトリックの教会のお墓に入りたければ、プロテスタントの嫁が死ぬ前にカトリックに転宗しなければならないのだ。それは葬式の宗旨と信仰が必ずマッチしなければならない欧米の厳しい現実なのだ。(p.86)


ネルケ無方『なぜ日本人はご先祖様に祈るのか ドイツ人禅僧が見たフシギな死生観』幻冬舎新書、2015年、820円+税



ゆるゆるな宗教観(かといって信仰心が薄いこともないと思っていますが)の日本とはまるで意識が違うことがわかりました。
日本のように結婚式を挙げるときに「チャペルが綺麗でいいかな~。神前式が伝統的でいいかな~」などと考えながら選べる国は少ないと思います。(もしかしたら日本以外には無いのでしょうか)

この本の作者はネルケ 無方(むほう)。
曹洞宗のお坊さんです。
ドイツ人で、大学在学中に京都へ留学し、現在は兵庫県の安泰寺で住職をされています。


安泰寺
http://antaiji.org/ja/muho/



なぜ日本人はご先祖様に祈るのか ドイツ人禅僧が見たフシギな死生観 (幻冬舎新書) [ ムホウ・ネルケ ]






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最終更新日  2019年07月09日 12時08分43秒
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