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浅田真央も高橋大輔も…非業の死を遂げたデニス・テンとの「国境を越えた絆」 カザフスタン共和国のフィギュアスケート選手、デニス・テンさんが凶刃に倒れ、非業の死を遂げてからもうすぐ1年になる。祖国にフィギュアスケート初のオリンピックメダルをもたらした「カザフの英雄」であり、将来の活動を嘱望されていた青年の理不尽すぎる死。世界中のスケーターやファンが涙し、1年たった今も、彼に思いをはせるたびに深い悲しみに襲われる人は多い。 そんな中、1周忌の翌日にあたる7月20日、カザフスタンのアルマトイにて、「Denis’ Friends」という追悼アイスショーが行われる。現在、日々、ショーの公式インスタグラムから、出演者やゲストとして、彼と親交のあった世界各国のスケーターやコーチたちの名前がデニスさんとの写真と共に発表されている。フィギュアスケート好きなライターの田中亜紀子さんが、デニス・テンさんがどれほど日本のスケーターやファンにも愛されたのか、その理由は何なのかをまとめてくれた。 (p.1) 悲劇が起こったのは、昨年の7月19日。「デニス・テンが暴漢にナイフで襲われ、重傷を負った」という情報がSNSで世界をかけめぐった。私もあの日は、たまたまスケオタ友達と夕食中で、ショックを受けながら「まさかそんなこと」と信じられず、世界中のスケートファンと同じように、必死で友人とネットで情報を追い続けた。 「なぜテンくんがそんな事件にまきこまれるの?」 多くのファンが混乱する中、「太ももの大きな血管を損傷し、3リットルもの血液を失った」「レストランで食事後、駐車していた自分の車に向かったところ、車のミラーを盗もうとしていた2人組の男と鉢合わせして襲われた」「倒れていたところを発見されるまで時間がかかった」など、次から次へと悲劇と不運な情報が流れる。みなのSNSでの悲鳴のような祈りもむなしく、ほどなく病院で亡くなったと発表された。6月13日に25歳の誕生日を迎えたばかりだった。(p.2) デニス・テンさんの死後、ご両親と友人がカザフスタンで「デニス・テン財団」を設立し、フィギュアスケートアカデミーの開設や、生前にデニスさん本人が始めていたプロジェクトの継承を目指していると聞く。1周忌の前には、事件に遭った場所にデニスさんの記念碑が立ち、今年の10月から「デニス・テン・メモリアルチャレンジ」という国際スケート連盟公認のフィギュアスケートの国際試合が創設される。 彼の生きた証はさまざな形で刻まれている。(p.5)
このブログでは、2010年02月17日、2010年2月19日にデニス・テンを少しだけ取り上げています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年07月09日 12時10分42秒
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