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カテゴリ:体調
阪神淡路大震災を体験したせいで、何の前触れもなく地震が不安になることがあります。
「この瞬間に地震が来たらどうしよう」 と、例えば地上8階建て4階目の部屋で思った時には、まずは机の上に隠れて飛んでくる部屋の中の物をやり過ごそうと想像します。 「この瞬間に地震が来たらどうしよう」 と、自宅で寝る前に思った時には、まずは布団を頭に被せて、上から物が降ってきたときに少しでも頭を守れるようにしようと想像します。 閉じ込められないように、ドアを開けることも忘れてはなりません。 「この瞬間に地震が来たらどうしよう」 と、旅先のホテルで寝る前に思った時には、真っ暗でも手を伸ばしたら確実に届く場所に眼鏡を置いて、靴もすぐ近くに置いて、運が良ければ荷物を持って逃げられるように必需品はまとめて置いておきます。 そんなことを思う度に軽く動悸がして、胸の奥が冷たくなるような、本当に足下が揺らぐような感覚がするのですが、それはきっと気のせいです。 「まぼろし~」 と、心の中にIKKOさんを召喚して、想像を終わりにします。 地震イツモノート キモチの防災マニュアル (ポプラ文庫) [ 地震イツモプロジェクト ] IKKOの字語りエッセイ道 [ IKKO ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年09月04日 15時37分23秒
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