神田鉄道倶楽部#2
いよいよ今日をもって神田鉄道倶楽部が閉店になります。僅か1年3ヶ月での閉店の理由は、中央線の12両対応ホーム改造工事によるもので、現行の10両がダブルデッカーグリーン車2両を組み込んで12両になることが決定しているからです。鉄道をコンセプトとしたバーや居酒屋は東京でも数えるほどしかないので、どこかで移転して開業してもらいたいものですねえ。で、私自身は休日のお昼にランチタイムで一度だけ行くことが出来ました。そのときの様子になります。お店の中です。旧国鉄時代や最近まで使われていた駅の表示板や特急のヘッドマーク、行き先サボ、電照式の方向幕までびっしりと飾られています。ランチメニューの食堂車のカレーライス。初めの食べだしはフルーティで甘味もありますが、食べ進めていくとジワジワと辛さが広がっていく大人の味でした。ビーフカレーですので、コクもしっかりとあります。ミートソースの上にカツの乗ったベロネーゼも人気のメニューとしてオーダーが多かったです。ランチメニューでコールドドリンクを注文すると、コースターがもれなくついてきます。昭和40年代に食堂車で使われていた日本食堂のデザインを復刻したものです。持ち帰ることができるのでコレクションに置いています。夜のパブタイムではアルコールやカクテル、ソフトドリンクを注文するとこのコースターがついてきます。JR東日本の車内販売で実際に使われているトロリーです。ここでグッズやお土産品も買うことが出来ます。各地の駅弁も日替わりで買うことも出来ました。お店のこだわりの一つです。国鉄の車両で実際に使われていた青いモケットを再利用して製作した椅子です。今、この色のモケットを使っている車両は年々少なくなっていますが、大量に残っているキハ40系列の気動車ではまだ残っている車両もあるのでお早めに乗っておくことをお勧めします。