青の交響曲
※謹告※このブログを見て頂いている一部の皆様から画像が重いとのご指摘を頂きました。読み込みに時間がかかる場合もありましたので、今回から画像につきましては縮小加工して掲載を行いたいと思います。さて、今日と明日は近鉄の鉄道まつりが五位堂と高安の車庫であります。JRに負けじと近鉄もしまかぜの登場以来、観光列車に力を入れてますが、青の交響曲も吉野線の活性化を狙いとして登場した列車です。青の交響曲は3両編成で6200系通勤車から改造されています。特急格上げと同時に塗装もシックな濃紺に変更されました。アクセントの金が豪華ムードを演出しています。ちなみにミュージックホーンや発車の際にはハイドンの交響曲「時計」が流れます。車内です。1号車と3号車は2+1列の大型リクライニングシートが並びます。全車両が特別車の豪華仕様でゆったりとしています。2号車はホテル風のラウンジになっていて、軽食や飲み物などはこの車両にあるカウンターで購入します。青の交響曲の目玉はスイーツセットです。スイーツは、2016年の伊勢志摩サミットの晩餐会でデザートを担当した志摩観光ホテル料飲部 製菓長 兼 大阪マリオット都ホテル料飲部 ぺストリー料理長の赤崎哲朗氏のプロデュースによるものが楽しめます(中身は季節ごとに変更あり)。スイーツは全体的に素材の味を活かした甘さ控えめのマイルドな口当たりに仕立てられていて、G7首脳も堪能した本格派です。胃にもたれないのが嬉しいですね。セットはコーヒーまたは紅茶がつきます。この他にもアルコール類やおつまみが充実していて、地酒の飲み比べやウイスキー、ハイボール、ビール、ワインも豊富です。阿部野橋から吉野までは1時間15分ほどなのですが、アルコールを楽しむには逆に短く感じるかもしれません。管理人は2回乗りましたが、あっという間の一時でした。主に年配の方をターゲットにしたちょっとハイソな大人の列車というイメージがありますが、実はお値段は手頃で、乗車券に720円(特急券+特別車両料金)を足せば乗れます。JRの観光列車よりも気軽に乗れる点では価値の高い列車だと感じました。運転区間:大阪阿部野橋~吉野本数:1日2往復(ただし、水曜日と車両の検査のときには一般車両で運転)※4月の桜の開花シーズンには特別ダイヤで運転(吉野駅でのカフェ営業を含む)