あめつち#2
9月のブログ本格運用から4ヶ月、アクセスが3000を超えました。ありがとうございます(^^)来年も観光列車や駅弁、鉄道カフェ等、食べ鉄に邁進していきたいと思います。年内最後の投稿は、奥出雲おろちからの続きであめつちの復路です。7月にあめつちは往路で米子→出雲市間を乗車し、天地御膳を紹介しましたが、今回は米子→鳥取間です。4ヶ月ぶりのあめつちです。夜の撮影もメタリックな車体が映える難しいものだと感じます。2号車の車内です。1号車は青をベースにした内装になっていましたが、この車両は緑がベースになっています。手前の2人がけの4席はこだわりの大山シートになっていて、他の座席よりも眺望をよくするために大きく嵩上げがされているのです。照明は直接照明になっています。ここに因州和紙をシェードとして使い、半間接照明のように仕立てているのです。柔らかい光で目に優しいです。復路の食事は、おつまみ弁当として山陰の酒と肴が楽しめます。これに純米吟醸もしくは島根の地ビール「ビアへるん」がついてきます。山陰の酒と肴の中身です。辛口の吟醸酒に合う献立になっています。乗車時の料理は以下のとおりです。・島根牛のローストビーフ 野菜添え・松江郷土料理 しじみ入り玉子巻き・長いものおかき揚げ・甘えびの唐揚げ・境港産いわしの時雨煮・出雲そばの素揚げ・大山鶏と秋野菜の玉味噌和え(奥出雲井上醤油店 天然醸造味噌)・野菜の炊き合わせ(さつま芋、紅人参、椎茸、絹さや、こんにゃく)・境港産紅ズワイガニの酢漬け(自家製大根としその酢の物添え)・頓原漬特徴として、ご飯等の炭水化物が少なくなっている他、たんぱく質がわりと多めなので、お酒を控えて飲み物をお茶などに代えれば、アスリートの食事にもいけそうです。松江の駅弁の老舗一文字家の謹製で、魚介や肉の新鮮さはお墨付きです。提供されるお酒は、地元の米田酒造の純米吟醸「花かんざし」で香りはやや穏やか、淡麗辛口で幅広い料理にぴったりでした。特に美味だったのは肉系の料理。ローストビーフや大山鶏と秋野菜の玉味噌和えで、辛口のお酒が一気に進みます。出雲そばの素揚げも香ばしかったです。素揚げした出雲そばに塩を振ったシンプルなものですが、そばの濃厚な風味は素揚げにしても変わりませんでした。海鮮系の献立も素材の味が生きており、生臭さもなくお酒の味を損ないませんでした。米子からの2時間は往路以上にあっという間に感じます。特急だと1時間ほどで鳥取まで行けるのですが、のんびりと大人の時間を楽しむのもいかがでしょうか。尚、食事は往路の天地御膳と同様に4日前までの予約が必要です。日本旅行のホームページから予約が出来ますが、直接連絡をして予約をすることも可能です。予約先 一文字家 Tel: 0852-22-3755