ゴジラ対ひっぱりだこ飯(西明石駅)
約1ヶ月ぶりのブログになります。この間、仕事があまりうまくいってない時期があってか、精神的に落ち込む日々が続いていました。何とか切り替えもしていこうと、出版という目標もあるので気持ちを振り絞って発信していきたいと思います。久方ぶりの駅弁はひっぱりだこシリーズのゴジラとのコラボレーション駅弁です。掛け紙はお馴染みのひっぱりだこに加えて、明石海峡大橋をバックにゴジラが火を吐く戦闘シーンが採用されました。今年は5月に映画公開も行われ、この掛け紙も上の写真とは違う期間限定の特別版もリリースされています。紙蓋にはゴジラの足跡がデーンと鎮座しています。中身はこちら。タコの炊き込みご飯をベースに基本的なおかずはオリジナル版とほぼ変わらないのですが、煮タコが焼ダコになっていることや追加で燻製のうずら卵が入っているところが相違点になります。味はオリジナルの基本的な味を踏襲しつつ、これに加えて焼ダコのジューシーさとスモーキーな燻製卵の奥深さが楽しめます。イメージ的にはやや大人びたひっぱりだこの味というところでしょうか。お値段は1300円とオリジナルの1080円と比べると2割ほど高めで、これはゴジラの版権を管理する東宝へのライセンス料が含まれているためです。駅弁の最大の特徴である陶製の蛸壺容器は、黒に近い濃茶色でゴジラのデザインも勿論彫られています。蛸壺の完成までに何と1年を要したとか。製作者曰く、ゴジラのリアルさを表現するのに何度もデザインや彫りなおしを行った結果、1年かかってしまったという裏話も残っており、この駅弁の苦労話は神戸新聞でも掲載されました。日本酒や焼酎が意外に合う大人の駅弁でもあるだけに、持ち帰ってゆっくり晩酌をしながら楽しむ、そんな駅弁でもあるかなと感じます。