〇〇のはなし#2
〇〇のはなしの続編です。車内と主なサービスについてまとめていきます。車内ですが、前回のみすゞ潮彩の指定席を再掲して比べてみましょう。こちらが〇〇のはなしに改造した後です。床材の張り替えやテーブルの変更、シート表地の交換など内装がリニューアルされていますが、基本的な車内構成に変わりはありません。これにコンセントが新たに追加されました。一方で、従来自由席として使われていた1号車は大幅な改造が施されました。2号車の洋風テイストに対し、こちらは和風です。ちょっとした料亭や割烹のような雰囲気です。2人掛けと4人掛けシートには、テーブルの下に畳が設けられていて、靴を脱いでゆっくりできます。窓側にはコンセントも。車内には萩、長門、下関の特産品も飾られています。萩は有名な萩焼です。2号車の売店は〇〇のはなしでも引き継がれました。車内で買えるお土産の種類が増えており、〇〇のはなしのオリジナルグッズも購入可能です。地酒も数種類あり、おつまみと併せれば少し早い晩酌の時間にも。カウンターの反対側にはスタンプ台が置かれており、記念スタンプを押すことが可能です。この列車も3日前までに予約をすれば、車内限定のお弁当やおつまみ、スイーツを楽しむことが出来ます。この面については、花嫁のれんなど北陸方面の観光列車と同じようなスタイルが取られています。JR西日本おでかけネットhttps://www.jr-odekake.net/railroad/kankoutrain/area_hiroshima/marumaru_no_hanashi/ここまでは他の観光列車とサービス面での差異は地域ごとの特色ぐらいになっていくのですが、この列車の肝は、車内イベントが日替わりで行われる面なのです。イベントはJR西日本のホームページで事前の告知がありますが、結構バラエティ豊かにいろんなイベントが車内で催されています。管理人が乗車したときは「萩のはなし」の日だったので、萩市の観光課の職員さんが車内で萩市内の観光スポットなどを分かりやすく説明をして下さいました。その際にプレゼントとしてもらえたのが萩焼の湯呑みでした。湯呑みはオリジナルのロゴ入りで、お茶以外にも日本酒のおちょこや焼酎などのぐい呑みにも使えます。これ以外のイベントだと、焼き鳥や地酒、そうめん、スイーツのふるまい(通常は単品なのですが、同じ日に複数のふるまいが受けられることもあります)や、キーホルダーや絵葉書といったノベルティのプレゼントなどがあり、こういったプレゼント系のイベントがあるのはうれしいですね。実は先月に職場の旅行で当初、山口に行く計画があったのですが、止むなく中止になってしまい〇〇のはなしの乗車を密かに裏で狙っていたのも流れてしまいました。響灘は快晴の日には青々とした海の絶景を楽しむことが出来るので、ウエストエクスプレス銀河(秋以降に大阪~下関間で予定)の乗り潰しと併せて乗るのも改めてプランに入れようかと思います。