ふたつ星4047#3(特製ふたつ星弁当)
乗車記の3回目は、この列車の人気を集める要素の一つ、車内限定のお弁当です。管理人も乗る目当ての一番手はこの弁当でした(^~^)。お弁当は2号車のこのカウンターで受け取ります。車内限定弁当は、乗車日の3営業日前までの予約が必要です。予約はJR九州のHP→D&S列車→ふたつ星4047→車内の楽しみ方からリンクが出ていますので、ここで予約をして下さい。尚、支払いはクレジットカードのみとなります。12月いっぱいまでは新幹線開業記念として1割引きで購入できますので、お得に食べるなら年内の乗車をおススメします。ふたつ星の車内の楽しみ方https://www.jrkyushu.co.jp/train/futatsuboshi/service/乗車の目玉、特製ふたつ星弁当です。本来は2800円しますが、割引で2520円で購入できました。しかも36ぷらす3と同じく風呂敷(お土産として持ち帰りが可能)に包まれて提供されます。風呂敷の柄は36ぷらす3のシックな色合いとは異なり、有明海と大村湾の青をイメージした爽やかなデザインです。風呂敷は車内販売で550円で売っているので、お弁当は実質的には2000円程で食べることができます。これに追加でうれしの茶をオーダー。天然の玉露を使った甘味のあるまろやかな味の緑茶です。青い風呂敷を開けると、特製の掛け紙がかかった二段重が出てきます。二段重の中身は、佐賀牛をふんだんに使った牛肉海苔弁当です。提供元は佐賀牛駅弁で高名のカイロ堂さんで、このブログでも取り上げたことがある九州の雄です。お品書きも豪華。佐賀牛の割合がとにかく多いので、見た目からインパクト十分の本当に豪華なお弁当でした。蛋白質が多そうなアスリート向けの内容でもありますね。※佐賀牛は肉質が最高級の5等級または4等級のものを厳選したものでないと呼称がつけられないことから、高級ブランドとして、松阪牛や神戸牛に匹敵する認知度を持つお肉になってきています。【お品書き】<一段目>・佐賀牛出汁漬けローストビーフ・鬼おろしポン酢・ほうれん草の胡麻和え・がんも・里芋・椎茸・人参・きぬさやの炊き合わせ・有明海産真海老の南蛮漬け<二段目>・佐賀牛ステーキ・有明海産焼きのり・おかか・蓮根の磯部揚げ・佐賀牛メンチカツ・煮卵・青高菜・さつま芋のレモン煮これはとにかく食べてもらいたいです。結論は阪神の岡田監督ではないのですが、「アレ」しかありません。↓↓↓↓↓↓(^~^)ローストビーフからメンチカツ、ステーキに至るまで佐賀牛をこれだけ廉価かついっぱい食べられるのは本当に有難いことです。佐賀牛はランチでさえ普通に3000円~4000円以上は確実にしますので、満席の日が続くのも頷けます。ローストビーフは大根の鬼おろしが入ったポン酢と一緒に食べますが、さっぱりして肉が何枚も本当に入ります。メンチカツも◎。肉の風味そのものを味わえる贅沢な一品です。真打ちは何といってもステーキ。肉本来の味を一番堪能できるミディアムに焼かれていますので、柔らかい肉質と相まって満足できる内容でした。ご飯はやや少なめですが、蛋白質が多いので腹持ちはいいです。足りない場合はデザートを追加するとよいでしょう。車内限定のお弁当は、この特製弁当の他にも、廉価版の4047弁当が1600円(割引で1440円)で売り出されています。こちらはすき焼きをベースとした海苔弁当で、おかずは若干異なりますが、佐賀牛のすき焼きが楽しめる贅沢な一品です。実食してきた特製ふたつ星弁当、肉好きの方であれば、ある意味36ぷらす3のお弁当やコース料理よりも豪華に映えるかもしれません。36ぷらす3のお弁当は概ね4000円前後はしますので、これを考えると、よりお得にななつ星や36ぷらす3の雰囲気を体感できる貴重な列車となるかもしれませんね。次回の4回目は、午前便の車内イベントと有明海の車窓を見て頂きたいと思います。※今回の記事で使った写真は、Instagramでもアップします。