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カテゴリ:車内販売
阪神百貨店駅弁大会で買ってきた2作目です。今回の弁当は駅弁ではなく、ゆふいんの森の車内で買える弁当ということで、車内販売のカテゴリーにしてあります。この列車の車内では、デビュー当初から車内販売で買える弁当が何種類かあるのですが、折鶴は3年前の車内販売のグレードアップの際に販売を開始した懐石風の弁当になります。早速中身です。
駅弁大会開催中は整理券を受け取らないと購入が出来ない弁当だったのですが、整理券の余りが午後に出たことから遅くに行っても買うことが出来たのはラッキーでした。弁当は淡い紫の和紙風の包みで包まれていて、高級感と和風感満載です。 包みを開けると、簡易型の二段重になっています。 お品書き 下の段 ・鯛めし ・うすい豆御飯 上の段 ・鰻巻き ・旬魚の西京焼き ・蛸の桜煮 ・合鴨ロース煮 ・あさりと法蓮草の煮浸し ・酢取り茗荷 ・季節野菜の炊き合わせ 分量は通常の駅弁の約7割から8割くらいであるので、どちらかといえば女性や年配の方向けのお弁当かなと感じました。これに日本酒や焼酎を組み合わせて丁度いい量に仕立てているのかもしれないですね。車内で売り出されている弁当とはいえ、プロデュースはガチンコ。ミシュランガイドで1つ星を獲得した北九州の寿司割烹「竹本」の謹製だけに一品一品のおかずの味も相当吟味されています。おかずの中で特に箸が進んだのは鰻巻きと合鴨のロースで素材の持ち味を生かした上品な味でした。鯛めしについても鯛の味がちゃんと薄味で生きていて、はんなりと頂けるものでした。 ゆふいんの森はJR九州の観光特急の中でも特に指定席の取りづらい特急になっていて、しかも乗客の多くは外国人という国際色が近年、増している特急でもあります。管理人は5年前に乗ったのですが、そのときもお客さんのほとんどは外国人、特に中国や香港、台湾よりも東南アジアからのお客さんが多く、隣の席の方はタイからのグループでした。車内で交わした会話も英語で、話が弾んで終点の由布院に着く前にはクルーさんから英語で話しかけられる始末に。中国か台湾人と間違えられたと思います。現在は新しい編成の方が4両から5両に増結をされたので、若干ではありますが指定席も取りやすくはなりました。少し贅沢な時間を楽しめる特急ですので、温泉だけでなく日田の醸造所巡りにもピッタリです。 キハ72ゆふいんの森。現在は5両に増結をされています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.02.23 12:03:43
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