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カテゴリ:観光列車
リゾートみのりに続くキハ40を使った観光列車です。瀬戸内マリンビューは昨年運行を一旦終了して現在は再改造中で、今年の秋ごろにetSETOra(えとせとら)としてリニューアルされます。運行区間は大まかにしか公開されていないですが、瀬戸内マリンビューで走っていた呉線を基本に尾道~宮島口間で運転される予定です。
車体はキハ47を改造したもので、正面貫通扉とその上の方向幕部分が撤去されています。部分的な改造だけでも印象はがらりと変わります。色は白とマリンブルーをベースとした海を連想させる爽やかな色彩です。 内装はクルージングヨットの船室をモチーフとしたもので、ヨットの舵や浮輪、オールがオブジェとして備わっています。内装も木目調に改造されました。 指定席のシートはレザー張りのシートになっており、こちらの4人掛けボックスシートは大型テーブルもついていたので、食事やお酒も楽しめる車内でした。 4人掛けシートの反対側、海側はソファーシートになっていて、海を眺めるのに最適な配置になっています。 指定席のデッキ部分は、丸椅子の並んだフリースペースでした。 呉線は、海沿いに沿って走る路線のため、特に三原~呉間では晴れの日には穏やかな瀬戸内海の眺望が楽しめます。車内販売はデビュー当初はあったそうですが、管理人が乗った3年前には既に廃止されていて、指定券の検札のときに記念乗車証を頂いただけでしたが、約2時間の呉線をのんびりとくつろいだ乗り潰しになりました。 etSETOra改造前の昨年12月には、越乃Shu*Kuraのような地酒の振舞いもあり、指定席乗車の方にオリジナルのおちょこがプレゼントされたそうです(JR西日本のプレスリリースより)。おそらく、etSETOraでの車内サービスに提供される可能性があるかなと感じたのは管理人だけではないと思います。実は広島は地酒の一大産地としても知られており、灘、伏見、西条(東広島市)は3大銘醸地としても称される場所です。賀茂鶴や千福は全国区のお酒として知名度はかなり高いですし、食事やおつまみの販売も地酒と並行して行われるのではないでしょうか。 etSETOraは既にデザインが公開されており、色調は海をモチーフとしたものに変わりはないのですが、白系、青系ともに塗装が濃くなってイメージがよりシックになっています。秋のせとうち広島DCではどのような新規サービスが提供されるか、個人的には地酒&おつまみに加えて、名物のうえののあなごめしも提供してほしいなあと思うところです。期待しましょう!! JR西日本せとうちパレットプロジェクト https://www.setouchi-palette.jp/train/etSETOra お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.11 18:35:41
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