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なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

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2021.05.19
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カテゴリ:観光列車
乗車記の3回目は切符の攻略法や観光のtipsを書いていきます。特別運転の鹿児島本線での活用法と復旧を見越して肥薩線での切符の使い方など、旅の予習に活用して頂けると幸いです。

【tips 1:お買い物往復きっぷ】
JR九州ではネット限定で「お買い物往復きっぷ」という結構便利でお得な往復切符を買うことが出来るので、これはおススメです。有効区間は基本的に福岡~北九州間の福岡の2大都市を結ぶものが対象となっていて、博多~小倉、門司港間と下曽根→博多間の2ルートです。価格は3100円(子どもは2050円)で以下の内容がセットになったものです。

・往復の乗車券(博多~門司港間は片道1500円)
・往復の自由席特急券(博多~北九州市内は特定料金対象のため520円)
・お買い物券1000円分

上記のセットを単純に計算すると5040円なので、割引率は約40%と目的地が福岡市内や北九州市内であれば使わない手はありません。以前は駅のみどりの窓口で当日購入もできた他、きらめきに限っては指定席にも乗車できたので今よりも使いやすかったのですが、現在はネットのみの販売に絞られました。お買い物券はJR博多シティや小倉のアミュプラザなどで食事やお土産に使うことができるので、少し奮発した食事を楽しんだり明太子やスイーツを買ったりするなどでショッピングの選択肢がぐっと上がります。詳しくはHPも参照するとよいでしょう。

お買い物往復きっぷ
https://www.jrkyushu-kippu.jp/fare/ticket/284

ただし、割引率の高い切符ですので制約がいくつかあります。注意点は以下のとおりです。

※日帰り限定であること
※利用日が土日祝日とGW、年末年始に限られる
※特急停車駅などでの途中下車ができない
※2名での片道利用は不可

かわせみ やませみやいさぶろう・しんぺい、その他36ぷらす3などを利用する場合は、別途指定券やグリーン券が必要になりますが、追加料金が抑えられるのでお試し乗車をするときにも使えます。

【tips 2:下関に行く場合】
上記のtips 1のお買い物往復きっぷを使った応用例で、下関に足を伸ばすことも可能です。この場合、お買い物往復きっぷは有効区間が門司までになるので、門司~下関間の230円が別途必要になります。下関からは唐戸市場や壇ノ浦古戦場、長府までであればバス便が充実しているのでアクセスは良好です。関門トンネルを歩いて渡る場合は、最寄の御裳川(みもすそがわ)まで260円です。



唐戸市場では新鮮なふく(山口ではふぐを幸運を呼ぶものとして「ふく」と呼びます)の定食が楽しめます(^~^)。午前中に行くのがポイントです。あら汁やあら炊きも美味なんです(^~^)。



唐戸市場の様子。巨大なふくのオブジェが鎮座しています。



下関・門司には5回ほど行ったことがあり、晴天時には関門橋を遠くに眺めることができます。



関門海峡は歩いて横断ができます。トンネルの最深部にある県境で下関側から撮ったものです。



門司側のトンネル入り口です。トンネルの全長は780mあり、約15分で歩いて行けます。ここから門司港駅まではさらに歩いて約20~25分かかりますが、土日祝日にはトロッコ列車の潮風号が関門海峡めかりもしくはノーフォーク広場から乗ることが出来るので、こちらもおススメです。

門司港レトロ観光列車「潮風号」HP
http://www.retro-line.net/

【tips 3:九州鉄道記念館】
門司港に行ったら外せない観光スポットです。内容も豊富になるので、これについては6月に鉄道博物館の楽しみ方と併せて別枠でまとめていく予定です。



博物館入口にある9600形蒸気機関車。



581系。寝台電車がきれいな状態で保存されているのは門司と京都の2か所のみで貴重です(個人譲渡のものを除く)。この他、台湾でも寄贈された583系の展示が計画されているそうです。

【tips 4:乗り放題きっぷを使う場合】
JR九州のD&S列車は乗り放題きっぷを使って乗り回すのが得策です。通年販売のものでは、ぐるっと九州きっぷ(3日間で14800円、ネットだと14300円、ただし特急券は別)や期間限定でみんなの九州きっぷ、どこでもドアきっぷなどを活用していくことで、目的地や観光地選びの選択肢が広がってきます。期間限定きっぷは今の社会情勢では売り出しが困難な部分がありますが、復活したときには大いに活用していきたいですね。ただし、D&S列車はSL人吉といさぶろう・しんぺいの人吉~吉松間を除いて特急列車になるので、旅名人きっぷや18きっぷでは乗れないので注意しましょう。

【tips 5:肥薩線のんびりきっぷ】
現在は発売休止中ですが、肥薩線が復旧したときには列車も本来の区間に戻ることが濃厚なので、このきっぷを使うのが便利です。特に使えるポイントとして、

・フリー区間が熊本~鹿児島中央間(隼人~霧島神宮を含む)の肥薩線沿線とそれにつながる区間までと幅広い
・フリー区間の特急の指定席が乗り降り自由なので、D&S列車を幅広く楽しむことができる(ただし、SL人吉の指定席券は別に払う必要あり)
・有効期間が3日間と比較的長い
・九州新幹線が片道で使える(博多~熊本間については往復の利用が可能)
・「A列車で行こう」も乗れる(熊本~宇土間のみ)

と、結構自由度の高いきっぷだったりします。特に肥薩線は特急を含めて本数が少ないので、D&S列車の乗車を含めて効率的に回れるかが観光のキーです。お目当ての列車を待つ時間に人吉市内で途中下車して温泉や食事を楽しんだり、球磨焼酎の蔵めぐりを行ったりするのも選択肢ですし、熊本市内や鹿児島市内の観光にも十分使えます。この他にも球磨川のラフティングや球泉洞、霧島温泉、鮎や鰻料理、芋焼酎の蔵元などなど、肥薩線沿線は見どころがたくさんあります。日本でも屈指の風光明媚な路線なので、何かの形でまた人吉や沿線の目的地などに行けたらと思います。

昨年の豪雨から1年が過ぎようとしています。人吉や近隣の町村は復興の真っ只中で、鉄路が戻ることで復興のスピードを加速させてほしいです。また、栗めしや鮎ずしで有名な駅弁のやまぐちさんがクラウドファンディングをかけてレストランを開業させるというプロジェクトも始まっているそうです。管理人も梅雨明けの7月に人吉・球磨地方を巡る旅を計画中です。安全に配慮しながらどのような旅にしていくか、熊本の元気を届けられるような旅にしていきたいですね。





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最終更新日  2021.05.22 21:51:23
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