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なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

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2021.06.01
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カテゴリ:観光列車
etSETOraの続きです。この列車は往路がスイーツ&カフェトレイン、復路がバートレインと往路と復路でサービスが異なる特徴があります。

往路では洋菓子と和菓子(お値段はどちらも2000円でこれにコーヒーまたは煎茶がつきます。)が予約制で楽しめるようになっていて、乗車日の3日前までに予約をすれば入手できます。これは花嫁のれんや〇〇のはなしなどと同じスタイルでの食事サービスです。

お菓子の予約はこちらから(JRおでかけネット)
https://www.jr-odekake.net/railroad/kankoutrain/area_hiroshima/etsetora/

対して復路では、お酒をメインとしたサービスに変わります。ビール、ウイスキー、ワイン、カクテル、日本酒など、お店のバーよりかは品数は限られますが、一味変わった時間が楽しめます(現在はアルコールの提供が中止されているので、飲み物はソフトドリンクやノンアルコールドリンクの注文に限られます)。



バーを兼ねたサービスカウンターは1号車にあります。黒系のシックな内装で、雰囲気はお店のバーそのものです。カクテルも手際よく作ってくれるので本格的です。カウンターの右端には写真では見えませんが手洗い器があり、おつまみやお菓子をつまむ前に手を洗うことができます。



復路で配布されるバーカウンターのメニューです。メニュー表は車内販売メニューと併せて乗車時にアテンダントさんが席まで持ってきてくれます。



今回、車内で嗜んだものです。etSETOraオリジナルのカクテル「SETOUCHI BLOSSOM」です。アルコールの入ったバージョンはクラフトジンがベースですが、ノンアルコールバージョンではトニックウォーターが使われています。共通点はアヲハタのマーマレードを軸にオレンジ味に仕立てられているところで、甘味と爽やかさを同時に楽しめる一品です。マーマレードは低糖度の「まるごと果実」が使われているのですっきりとした後味でした。アヲハタは地元竹原に本店を構えるジャムや缶詰のメーカーで、親会社はあのキューピーマヨネーズなんですよね(元々の屋号は中島董商店)。

右側は牡蠣のオリーブオイル漬けで、スモークされた牡蠣がこれがカクテルとよく合います(^~^)。ウイスキーやクラフトビールなどの洋酒にもピッタリです。おつまみはこの他にも燻製ナッツや燻製かしわなど、多様なお酒のマリアージュに合うものが厳選されています。



etSETOraのサービスの中でも一番のセールスポイントがこちら。アルコールの中でも特に一度は試して頂きたいものが「浄酎(じょうちゅう)」です。浄酎は日本酒(純米酒)を蒸留(製造元では浄溜と呼ぶそうです)してからウイスキーのように木樽で熟成して出来た新しいスピリッツで、日本酒の香りをそのまま残した製法で作られた希少品です。これに近いものでは酒粕焼酎(粕取り焼酎とも言います)があり、菊正宗や獺祭、八海山といった有名どころの蔵元で製造されていますが、浄酎の味と香りはこれらとは全く別物でした。味は日本酒の香りを凝縮した辛口ですので、香りを活かすためにロックまたは水割りで提供されます。製造元のホームページがあるので是非見てみて下さい。
(※浄酎はアルコール提供制限前の4月に乗車したときの記録を綴ったものです。)

浄酎プロジェクト MOTTAINAIもっと
https://mottainai-motto.jp/project/detail/541​ 
ナオライ株式会社(製造元)
https://naorai.co/



浄酎と製造元についての説明もメニューと一緒に配布されます。浄酎は蒸留所のある神石高原町の道の駅で買うことが出来る他、通販も行っています。神石高原町までは福山もしくは東城からバスが出ていますが、本数が少ないので車でのアクセスを役場が推奨しています。
(※現在はアルコールの提供が行われていないので省略されていますが、提供再開時には配布されます。)



車内限定グッズです。etSETOraのロゴが入った木製コースターやキーホルダー、ランチトートなど手の込んだ商品が購入できます。コースターはおそらく、NC(Numerically Control)マシンなどの機械でやらないとくり抜きが難しいほどの細かさです(^^;)。



バーカウンターの向かいにはetSETOra、瀬戸内マリンビュー、227系のプラレールがオブジェで飾られています。長らく国鉄車が君臨していた広島地区の車両も227系に更新されてからはモダンになりました。



乗車時には記念乗車証と紙製のコースター、おしぼりがもらえます。左の乗車証はチケットホルダーを兼ねていて、使ったグリーン券を収納できるタイプです。コースターは薄型ですので繰り返し使う場合はラミネートをしましょう。

全体のサービスや付加価値については、瀬戸内マリンビュー時代と比べてグリーン車にアップグレードをされているので、より高まった内容になりました。往路も復路も使いやすいダイヤになっているので、次の回では利用時のtipsなどについてまとめていきます。復路は山陽本線を走行するので、キハ47の珍しい高速運転も堪能できます。





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最終更新日  2021.06.15 18:36:27
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