なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

海幸山幸の第2回目です。車内の様子やノベルティなどを紹介していきます。



2両編成の車内は２×1列のリクライニングシートが並びます。実は1号車と2号車でシートピッチの違いがあり、指定席として登場当初から使われている1号車のピッチの方が広いのです。2号車は窓割とほぼあっているのに対し、1号車は窓割がずれている座席もあります。リクライニング角度は乗車時間が1時間半程度とそんなに長くないため、深くは倒れないようになっています。



飫肥杉は車内のあちこちで使われています。トイレの表面材も飫肥杉仕立てです。



運転台は半室構造になっていて、右側は展望スペースとして眺望を楽しめます。



水戸岡車両の特徴であるカウンター棚には飫肥杉で作られたおもちゃや列車のミニチュアなどが飾られています。車内販売は飫肥杉の箸やマンゴーサイダーなど、宮崎の特産品が購入できます。



2号車の車端部は木製のハイバックタイプのロングシートが並びます。短時間座るならば問題ない設計です。



2号車の絵画は海にちなんだ作品が並びます。右側のタペストリーは停車駅表示も兼ねているものです。



今回の福岡限定運行では、通常もらえる乗車記念証以外にも、飫肥杉の箸やそてつの実を加工した鈴、矢車草の種、日南線沿線の観光パンフレットが頂けました。日南線は青島や飫肥など風光明媚な観光地が点在する他、2月のキャンプシーズンにはJリーグだけでなく、プロ野球のジャイアンツ、カープ、ライオンズが沿線でキャンプを張るので、キャンプ地見学には持ってこいのリゾート路線として、観光資源の豊富な場所を走る路線ですので、是非乗って頂きたいものです。