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カテゴリ:観光列車
昨日の続きはディナーで提供されたコース料理を紹介していきます。
初めに、ギャレーでの準備の様子を撮ってきました。人数分のプレートが用意されているさまは圧巻です。食欲をそそる光景がここにあります。ギャレーは1号車の焼酎棚の真向かいにあります。 こちらはメインとポワソンの仕込み風景。車内で温かい料理が食べられるのは近年の観光列車の特徴になっていて、まさしくレストランと名乗れるよう最低限の設備が整えられています。一方で、西武の52席の至福や西鉄のThe Rail Kitchen Chikugo、TOHOKU Emotionなどのように車内にキッチンを備え付けてシェフ帯同で乗り込む列車もあり、供食サービスが多様化していることも伺えます。 今回の料理は薩摩川内市内のベーカリーカフェでスイーツ専門店でもある「ルプレジール」さんが手掛けたディナーで、乗車した日はクリスマス限定の特別コースが提供されました。通常はメインに黒豚のソーセージや生ハム、デザートにアップルパイが供されます。 前菜は小エビとオイルサーディンのアンビシャスから。リーフパイと一緒に頂きます。オイルサーディンは燻製がかかっているのとEXオリーブオイルで仕立てられているので、ワインとの相性が抜群です。管理人は本来はワインも飲みたかったところですが、健康診断が年末間際に控えていたことから、アルコールは控えてオレンジジュースで楽しみました。小エビもプリプリの食感で美味。海産物が新鮮なのはいいですね(^~^)。 2品目は帆立の炙りマリネ。トッピングにガーリックチップと何とキャビアが添えられています。まさか、ここで世界三大珍味が食べられるとは。量は少なめですが、満足感のある豪華な一皿です。帆立との味のバランスも丁度良い塩味に仕上がっていました。 そして3品目はメイン。和牛ほほ肉の赤ワイン煮込みです。つけ合わせにブロッコリーやジャガイモ、椎茸などの大ぶりのゴロゴロ野菜がトッピング。これに湯種パンロールが1個つきます。ほほ肉の赤ワイン煮込みは平成筑豊鉄道のことこと列車のメインでも出てくる一品ですが、味に自信がなければ出せない王道の一品であるので、本当にこれは唸りました。年明けに遠征で直方まで出向きたいなあと計画中ですがこれは悩む・・・。 メインの後に出される〆のデザートは、たんかんのムースでした。たんかんは鹿児島特産のみかんで、温暖な離島で主に生産されるフルーツです。甘さ控えめで食べやすかったです。また、トッピングとして、いちごとキウイもクラッカーに添えて出されます。 通常版のディナーコースにつきましては、肥薩おれんじ鉄道のHPに掲載されています。 モーニングやランチで提供される料理も参考にできますので、是非ご覧ください。 おれんじ食堂公式HP https://www.hs-orange.com/kankou/ ルプレジール https://satsumasendai.gr.jp/spotlist/45253/ ラストの4回目は、沿線の様子や旅のtipsです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.02 12:33:14
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