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カテゴリ:コーヒー・飲み物
2018年の8月にブログを開設してから、トータルのアクセス数が節目の100000に到達しました。
認知度につきましても、各地の駅弁屋さんから「見ていますよ」とのお声を頂くことも出てきており、継続の大切さを改めて感じます。食べ鉄、乗り鉄については今後も体のことを考えながら健康的に動いていきたいと思っています。皆様、ありがとうございます。 本日の食べ鉄(飲み鉄?)は変化球でコーヒーです。食べ鉄でコーヒーを取り上げるのは珍しいことですが、AGFの煎は一昨年に本ブログで取り上げた近鉄のひのとりの車内で飲めるコーヒーであることから、鉄道と密接に関わったブランドでもあるため、改めて紹介をしていきます。 食事ができる各地の観光列車では、コーヒーのクオリティが集客のキーポイントの一つにもなっていることから、ここ最近はインスタントではなく、挽きたて・淹れたてのものが味わえる列車が増えてきました。中には珈琲専門店とタイアップしてドリップコーヒーや豆自体の販売を始めるなど、各事業者のこだわりやサービス精神がコーヒーからも見えてきます。中には四国土佐時代の夜明けのものがたりのように、お酒の仕込み水で淹れるコーヒーを提供するなど、水にこだわる列車も出てきました。 ここで取り上げるAGFの煎は、焙煎にこだわったプレミアムコーヒーで、和菓子に合うコーヒーとして開発されました。ひのとりで使われる前は、2016年に開催された伊勢志摩サミットの国際メディアセンターで海外の報道記者向けに無料で提供されて好評を得たことで、近鉄での導入のきっかけになったわけです。煎が飲めるひのとりのカフェスポットについては、以下のアドレスからどうぞ。 ひのとり#2 https://plaza.rakuten.co.jp/nametabi/diary/202006280000/ 煎は香醇(こうじゅん)と濃厚の2種類の味があり、香りの高い香醇を選びました。ひのとりで提供されているのも確かこっちだったような?香醇と濃厚の違いは焙煎の深度の違いで、濃厚の方が焙煎が深めである分どっしりとした味に仕立てられています。パッケージはAGFの工場が鈴鹿にあることから、松阪もめんのデザインにどことなく似た感じです。或いは博多織や小倉織をイメージする方も。しかしながらデザインから高級感は漂いますね。 実際に淹れてみた後はこちら。ミネラルウォーターで淹れました。和菓子に合うコーヒーということで、チョイスしたのは下関の松琴堂さんの「ゆきごろも」です。ゆきごろもは、皇室献上品のお菓子である「阿わ雪」に胡麻の入った薄焼きのカステラで巻いた姉妹品で、甘さもさることながら独特の口溶け感が楽しめるお菓子なのです。イメージとしては和風マシュマロと捉えてもよいでしょう。阿わ雪は、かの伊藤博文宰相も愛した和菓子として知られていて、昨年は何かと社会を賑わした秋篠宮家にも献上されたそうです(お店の女将さんから伺いました)。 コーヒーですが、ブレンドの一部にコロンビア産の豆以外にもタンザニア産の豆を使っているのでフルーティーな酸味も入った濃淳な味が楽しめます。煎は1杯が100円前後とスーパーで売っているドリップカフェと比べて高価ですが、お店で飲むことを考えると、これでひのとりの車内と同等のレベルが楽しめるということでは、むしろ面白い買い物になるかもしれません。香りについては文句なし。インスタントやレギュラークラスのドリップカフェ以上の香ばしさでした(^~^)。 和菓子と一緒に楽しむ場合は、砂糖やコーヒーフレッシュなどを入れずにブラックで味わいましょう。甘味の強い和菓子との相性を追求したコーヒーですので、お家でひのとりの乗車気分に浸れる1杯はいかがでしょうか? ※なお、煎ですが普通のスーパーや百貨店では置いていないのが難点です。ですので、購入についてはAGFのホームページで取り扱っている和菓子屋さんがありますので、これをチェックしましょう。それ以外はLOHACOとAmazonの通販で買うことができます。 AGF 煎 ブランドサイト https://sen.agf.jp/ 松琴堂 〒750-0006 山口県下関市南部町2-5(お店は下関市役所、唐戸市場の近くにあります。) Tel:083-222-2834 https://www.shokindo.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.09.11 20:25:30
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