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カテゴリ:観光列車
3月の3連休のときに西九州新幹線の大村車両基地のハズレの代替で乗ってきた乗車記です。島原半島の観光アドバイスを含めて4回シリーズでお送りします。島原鉄道は初めての乗車で、これで九州の乗り潰しも残りは松浦鉄道の伊万里~佐世保間だけを残すのみとなりました。しかし、北海道の道東方面や三陸がまだ手付かずのところが多いので、日本全国乗り潰しは生涯をかけたライフワークとなりそうです。
島鉄(島原鉄道)の車両は黄色のディーゼルカーが代名詞ですが、西九州新幹線の開業を盛り上げようと専用ラッピングでお色直しがされました。カフェトレインはしばらくはこの専用ラッピング車で運行されます。 JRのホームから撮影した反対側です。島原寄りとは逆に赤と白の色彩が逆になっています。 車内は密を避けるために、乗車券の販売は通常の半分程度に抑えられています。そのため、ボックス席の片側には猫のぬいぐるみが置かれています。裏も同じデザインで、顔のない猫のぬいぐるみになっていました。 島鉄の車両はボックスシートがメインで、長距離の旅客にも対応できるよう、シートはゆったり目に設計をされています。食事をするのでリクライニングは逆に必要なく、真ん中には折り畳み式のテーブルが追加されました。水戸岡デザインの車両は折り畳みテーブルが多いのも特徴ですが、おそらくヒントは得ているだろうと思います(島鉄は水戸岡さんがデザインした列車は走っていません)。 カフェトレインの乗客には特製の乗車券が渡されます。3回目に述べますが、島原城と四明荘の入場券がセットになったオリジナルのものです。また、テーブルにはフォークや割り箸、お手拭きなどが入ったバスケットがセッティングされています。消毒用のアルコールも備え付けられていて、感染対策も入念です。 カフェトレインは前後のヘッドマークが異なります。こちらは諫早側から撮ったものです。 おもてなしの代名詞、玄関マットです。JR四国のものがたり列車とよく似ていますが、マットはホームではなく車内に置かれています。 各号車の連結部分には写真などが飾られています。1号車は沿線の写真がフォトフレームに収められて置かれています。快晴のときの雲仙普賢岳の様子は圧巻です。 西大山駅の列車版。幸せの黄色いポストです。こちらは2号車に置かれていて、投函することもできます。 メニュー表の裏側にある行路表です。諫早は11時10分の出発で、島原まで2時間ののんびり旅です。車内に乗れるのは発車の約15分前なので、それまでは改札近くで待つことになります。 次の2回目はメインの食事と飲み物について紹介していきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.04.01 19:57:40
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