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カテゴリ:駅弁
昔懐かし復刻駅弁です。4月10日は駅弁の日ということで、各地で様々なおにぎり駅弁が販売されていましたが、管理人は健康診断直前ということもあって、炭水化物を出来るだけ控えようと選んだのがこの復刻版肉めしです。ご飯の量が意外に少ないこともあってか、カロリーや炭水化物量は通常の駅弁の約3分の2くらいに抑えられています。
この肉めしは元々は久留米駅の駅弁で、久留米にも鳥栖と同じ中央軒という名前の駅弁屋さんがあったのですが、2003年に鳥栖の中央軒が事業を引き継いでから2007年ぐらいまで売られていたもので、15年ぶりに復活した駅弁なのです。現在も肉めしの名前で販売はされているのですが、復刻版とは全くの別物で、昭和の駅弁を堪能する機会はなかなかありませんでした。復刻版は4月から販売を始めた1品で、価格も国産牛を使っていることからお値段は980円と若干高めですが、カレー味のご飯との相性は意外にも合ったりしてなかなかの味でしたので、九州遠征の際にはコンパクトなお供としてもよさそうです。 掛け紙のデザインは久留米で発売された当初のものを踏襲して使っています。復刻版と書かれていますが、元々売られていた中身もきちんと再現して再版されました。 容器はプラスチック製で、洗ったら文具入れや小物入れなどに再利用ができます。中身はカレー味のついたご飯に和牛を甘辛く炊いた煮つけ、錦糸卵、青菜のお浸し、金平牛蒡に加え、漬物、茗荷が添えられています。この駅弁、牛丼と同じで、単品で食べると至って特徴がないのですが、一緒に食べると味が出るので、和風のドライカレーやハイカラ牛めしのような感覚で楽しめます。 佐賀県内での牛肉の駅弁となると、武雄温泉駅の佐賀牛弁当が一気に知名度を獲得して全国的な名物となりましたが、こちらは廉価版と捉えてもよいでしょう。中央軒さんのHPでは、いつまで販売するかは売り上げの状況次第とのことなので、SL人吉号の乗車や、Jリーグ、ホークス観戦の際に食べてみてもよいかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.04.17 10:48:23
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