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カテゴリ:駅弁
駅弁のシーラカンスの異名を持つ、待っても食べたい絶品の駅弁が宮島口駅にあるうえののあなごめしです。説明が不要なほど知名度の高い駅弁で、お店では1時間や2時間待ちはざらにあるほどの美味いあなごめしが食べられます。
お弁当の掛け紙は明治から大正にかけて創業期から使われていたものを復刻して使っています。この掛け紙、何と12種類もありこれだけでもコレクション価値の高いものです。デザインは厳島神社の大鳥居がベースになったもので、地元の名物ということが強調されていますね。 こだわりのあなごめしの中身です。味付きの醤油めしは、穴子のあらを炊いて出したダシの効いた濃厚な味で、炭火で焼いた穴子との相性は勿論◎。穴子も肉厚のものが使われているので食べ応えがあります。これに奈良漬と沢庵、甘酢生姜が付け合わせとして添えられています。 駅弁のシーラカンスと呼ぶ由来ですが、100年以上に渡って守り続けてきた昔から変わらない味から来ています。炭火で焼いているので穴子の香ばしさがとにかく違います。これに継ぎ足しで使ってきたタレが絡むのですから、言葉は要らないでしょう。美味いの一言以外見つかりませんでした(^~^)。 その絶品のあなごめしですが、唯一のネックは価格。通常サイズは2160円します。 平成に入ったばかりの1990年代初めは、1000円を少し上回る程度で楽しめたのですが、穴子の漁獲量が鰻と同じく年々減少してきたことから値上げが相次ぎ、ついには2000円を超えてしまいました。管理人は7年前に阪神百貨店の駅弁大会で購入してから本当にご無沙汰になりましたが、香ばしいあなごの風味と濃厚な醤油めしのバランスは不易でした。 また、お弁当ですが、購入してから2時間ほど置いた方がご飯とタレが馴染んで美味しく食べられるとのことです。この場合は水を小さじ1杯程度に振ってからレンジで1~1分半ほど加熱すると、ご飯がふっくらしてより美味しく食べられました。 あなごめしは宮島口駅近くのうえの本店で通年で買うことが出来、この他にも広島駅の改札外にあるお弁当ブースや、三越(八丁堀)でも扱っているのでここでも手に入れることができます。時期によっては新大阪駅に入荷することがあるので、是非味わって頂きたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.05.25 21:53:16
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