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カテゴリ:観光列車
雪月花の2回目です。
往路は上越妙高を出発すると一路、妙高高原ヘ向け山を登っていきます。その道中の様子を綴ったものです。 上越妙高を発車したときの展望車の様子です。ハイデッカー構造のため眺望がよく、とにかく賑わっていました。発車後、しばらくは北陸新幹線の高架に沿って走ります。 特急あさまや白山時代からの特急停車駅だった新井を通過し、国内では珍しいスイッチバック駅の二本木に到着する前の様子です。豪雪地帯を走るため、折り返し部分はスノーシェッドになっています。 スノーシェッドは長編成対応になっていて、嘗ての大幹線を示す名残りです。平成初期には、シュプール号なども大阪や神戸から遠路はるばる走っていました。ここで一旦停車。二本木駅のホームへはバックで入線します。写真には収めてはいないのですが、バックで運転の際には、アテンダントさんのナビゲートが入ります。残り距離やホームまであと何メートルなどの喚呼を含め、珍しい光景を見ることができました。 二本木に到着。ここで20分ほど停車します。停車時間を有効活用し、駅舎の見学や散策、撮影などまとまった時間が取れますので、軽く体を動かしておくとよいでしょう。 二本木駅の駅舎。年期が入ってます。 駅舎の連絡通路は地下構造になっていて、戦時中には防空壕として活用されていたこともありました。 今はもう使われていない手小荷物扱所の跡です。奥には普通運賃表が掲示されていて、首都圏だけでなく関西圏の駅までの運賃も掲示されていました。スキー列車全盛期には非常に賑わっていたんでしょうね。 ホームの待合室には、駅周辺のジオラマが飾られています。 在来線特急時代のあさまは、9両や11両など、長編成での運行が当たり前でした。上越地方へは新幹線が出来てからは東京から概ね2時間弱で行けるようになりましたが、信越線だと直江津までは上野から4時間かかっていました。 二本木での停車中には物販も行われます。ジャムやご飯のお友が充実していました。 側面に出されているロゴです。新潟の四季を表したデザインです。車両形式はET122で、車両スペックは姫新線で走っているJR西日本のキハ122系がベースとなっています。 妙高はねうまラインは旧信越本線、日本海ひすいラインは旧北陸本線と、北陸の幹線同士を往来するルートを辿ります。 フロアマットは観光列車のおもてなしの一環として、欠かせないものに定着しつつあります。商品化してほしい一品ですね。 次回はお待たせしました。食事についての詳細です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.09.17 07:45:08
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