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なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

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2022.09.19
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カテゴリ:観光列車
乗車記のメイン記事は食事です。これを待っていた読者の皆様も多いかと思います。午前便のフレンチお重は、実は今月をもって2016年から続いてきた基本的な内容がリニューアルされることになりました。

既に公式ホームページでは、10月から食事の内容が大きく変わることが告知されていたので、今よりも付加価値の高い内容に一新するということです。これについては最終回の旅のtipsで書いていく予定にしています。鳥塚社長の就任以来、475系を買い取って観光列車にしたり、SLパークを整備したりとトキ鉄は結構攻めた経営を行っています。雪月花のグレードアップも、生き残りをかけた勝負の一つとして打って出た感がありますね。ここで取り上げるフレンチお重はもう食べられなくなりますが、観光列車の記録として皆様に留めて頂ければ幸いです。



沿線ガイドやマスクケース、ランチョンマット、コースターなどの基本的な準備については、始発の上越妙高で既にセットアップされています。食事の中心となる三段重は、二本木に停車中に用意され、乗客が車内に戻るとお重が各座席に並びます。チェイサーとしてミネラルウォーターも。箸置きと雪月花のロゴ入りのお箸、コースターは持ち帰りが可能です。月のデザインの箸置きは金属製なので、持ち帰って家で来客用のおもてなしとして重宝します(^^)。



雪月花は結構準備物が多い方で、これは伊予灘ものがたりよりも量があります。写真は管理人が当日座った座席で、ランチョンマットからスタンプ帳、沿線ガイド、マスクケース、食事のメニュー、コースター、手拭き、車内販売とドリンクメニュー、ミネラルウォーターと観光列車としては充実のおもてなしの一部となります。



ウェルカムドリンクは二本木を発車後に持ってきてくれます。基本はスパークリングワインですが、前日に越乃*Shu Kuraで日本酒を結構飲んだので、体に優しいぶどうジュースを選びました。この他、サイダーも選ぶことができます。



オリジナルのラバーコースターです。この手のコースターがタダで持ち帰れるのは雪月花と西武の52席の至福ぐらいですから、結構貴重なお土産となります。保存の際は、劣化を防ぐためにも暑いところに置くのは控えた方がいいですね。



フレンチお重は、東京六本木のRyuzuのオーナーシェフである飯塚隆太氏のプロデュースによるもので、地産地消の料理が並びます。調理はホテルセンチュリーイカヤの石塚強料理長が担当しています。このホテルも元々は駅弁を作っていたので腕は確かなのです。Ryuzuはミシュランガイドで二つ星を獲得しており、或る列車よりもある意味、ミシュランの味を頑張れば比較的手の届く予算(それでも頻繁にはきついですが・・・。)で食べられる方ではないかと感じます。



ランチョンマットは、越後の食材がイラストで描かれている他、料理を企画したアドバイザーの岩佐十良氏のご挨拶が書かれています。「瑞穂の国」の代名詞にもあるように、米どころは食材も豊富です。



お重は開けるとこのようになっています。1段目は前菜、2段目は野菜を中心とした料理とメイン、3段目にサンドイッチとおにぎりが並ぶメニューです。これに、季節のスープとして温かいコーンスープがサーブされました。料理は全体的にワインにも日本酒にも合うように仕立てられていますので、じっくりと堪能ができる内容です。



先ほどのお重のお品書きです。かんずり風味のクロケット(コロッケの原型となった料理ですが、メンチカツに味はどちらかというと近いです。)はなかなか味わえない食べ応えのある一品でした。かんずりは唐辛子と柚子、麹、食塩を使って熟成させた上越地方の辛味調味料で、料理に少し入れることで味に深みを加えることができます。タバスコの代わりにパスタやピザに入れてもよく合いますし、焼肉のタレに混ぜても美味かったです(^~^)。

フレンチコースは全体的に冷製料理がほとんどを占めていますが、コールビーフやエスカベッシュ、コンフィ、ムースなどフランス料理の王道を行く一品が並ぶので、満足度は十分でした。ポイントが高いのは洋風のおにぎり。鮭とピクルス、妻有ポークのベーコンととうもろこしのおにぎりの2つでしたが、米どころで米を出さないのはもったいないですよね。お酒に合うようにやや塩味を効かせているので、美味しく頂けました。



食事の後はティータイムです。雪室珈琲か雪蓮紅茶を選びます(コーヒーはノンカフェインも対応可能)。雪室珈琲は車内販売でドリップパックで売っているので、お土産にかさばらないのでおススメ。スイーツはガナッシュチョコレート、コーヒーの香るクレームとキャラメルソース、桃のコンポートの3品が出されます。ガナッシュチョコレートはすぐに食べないと溶けるのが早いので提供されてから食べてしまいました。ですので写真にはクレームとコンポートの2品のみの紹介となり申し訳ないです。スイーツはギャレーを兼用しているバーカウンターで撮っておけばよかったです。

3品のスイーツは結構甘味が濃厚だったので、食べてから運動を欲するようになったのは言うまでもありません。いずれの品もまろやかで食べやすい味でした。クリーム系やフルーツ系のスイーツは、女性客を獲得するためには、経営側の視点で考えるとある意味、キーポイントになる大事な要素になると感じますね。

最初で最後のフレンチお重。しっかり楽しめた内容でした。

C'etait bon!!





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最終更新日  2022.09.19 11:53:39
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